北海道限定のカツゲンをまだ飲んだことない人は人生損しているかもしれないという話。

札幌出張の3日目のことです。(今は東京です)

晴れでございます。

素晴らしいね。

この日の夜のフライトで帰るわけですが、まだまだ時間はある。

10時にチェックアウトしてまずは勢い良く外に出てみた。

「さみいなオイ」

行く宛もなく寒い中ふらつくのは嫌なので、一旦ロビーにとどまり行き先を決めることにしました。

そうなのです、何も決めてなかったのです

なんという行き当たりばったりっぷり。

「どうするよ…」

「何食べたい?」

「やっぱ…ジンギスカン?」


「じゃそれで」

というわけでザックリとジンギスカンを食べようかということに決まり、とりあえずNAVEARまとめかなんかで出てきたオススメジンギスカン屋さんに行くことに。

本当はドローカルな場所に行きたかったんだけど、なんせようわからん。

サッポロなんとかっていうその建物まで行くと大型バスがたくさんとまっていた。

食べ放題コース約3000円+飲み放題1000円か、ランチセット1000円+ビール一杯500かで悩むこと数分…

いくらなんでもそんなに食わないだろう、となんとかキャンベルさんを説得してランチセット1000円の方にしました。

今度クラウドファンディングでキャンベルの食費を集めようかな…

ジンギスカンといえばラム肉のことを言っているのかと思いきや、こいつのことだそうだ。

この鉄の鍋がジンギスカンなんだとか。

ふーん、へえ。

ランチセットはこれにご飯と飲み物がついてくるからまあまあお得。

少ないのかと思ったけどぜんぜんそんな事もなく、ちょうどよかった。

ラムは臭いとか言われるけどそれもそんなに気にならなかったなぁ。

食後は暇なのでご当地スーパーへ。

そこで噂のカツゲンを見つけたのだけれども、それについては後ほど。

ご当地スーパーには特別なにかあるってわけじゃなく、なんなら沖縄そばとか普通に売りまくってるあたり少し萎えてしまい割とすぐに出てしまった。

スーパーの二階にはゲーセンがあり、何故か昔からあんまりゲーセンが好きじゃない僕は普段なら全力でスルーするところなのにその日はどういうわけか足が止まってしまった…。

それほどまでにやることがなかったんだ。

札幌まで来て。

「とりあえずゾンビ撃つ?」


「ダンレボ?」

他愛もない会話をしながら歩いていたところ、目の前のそいつにビビ!っときてしまった。

それは、どでかばー。

どでかばーとはフルタ製菓のあのどでかばー。

あれを嫌いな人なんてこの世にいるのでしょうか?

1本50円くらいで、BIGチョコの永遠のライバルなんじゃないかと勝手に思ってんですけどね、まあそいつをですね。

とってやろうかと。

UFOキャッチャーやらせたら右に出る者はめちゃくちゃいると噂の僕の腕にかかればこんなものイチコロです。

400円くらい使って女子に「キャーだっさーい」と言われるレベルですから。

1回目は見事一つもどでかばーを落とさないという荒業を成し遂げ、すかさず100円硬貨の2枚目を取り出します。

UFOキャッチャーのプロがもしいたとしたら思わずこう言うでしょう。

「下手やな」

隣ではキャンベルが目をどんよりさせながらこちらを見ています。

ここが男の見せ場ってもんです。

キムタクなら10個くらい一気に取るのでしょう。

僕も負けてられません。

コイン10枚くらい使う勢いです。

運命の2回目…

なんと!!

と、とれた!!

3個とれた!!

僕は甘いもの好きじゃないのでキャンベルのカバンにぶち込んで次に向かいます。

お次はエアーホッケー。

キャンベルをコテンパンにぶちのめし、ゲーセンを出ました。

「いよいよ行くところがなくなった…」

「まだ寿司食べてないね」


「……!!!!」

そうだった!

ポロにきてシースーを食わないとは、そんなもんインドに行ってカレー食わないとか、韓国に行ってキムチ食わないとか、そんなようなもんだろう!

危ない…

このままだとおちおち東京に帰ることもできない。

というわけでとりあえずお寿司が食べれるところを目指しすすきのへ向かいました。

もう回転寿司でいいよね、とかそんなノリでした。

そして辿り着いたのがウオなんちゃらという店。

【生ビール付き飲み放題880円!】

みたいなのにつられてついつい入ってしまったわけです。

しかもなんとお通しがもり放題と。

いいんですかと。

しかもあんた、あら汁が無料ですかと。

大丈夫ですかこれは。

(あら汁がうますぎます。)

時刻は3時。

とりあえず席につき、3時のおやつばりにビールーを頼みます。

やっぱ北海道きたらビールだよね!と楽しくなってきて、寿司のことなんかもう頭から消え去っていました。

しかし魚は食べたいよねーってことでホヤ(魚じゃねえ)とサンマのお刺身を。

サンマはすぐ鮮度が落ちるから、本当に新鮮なうちじゃないと刺し身にできないそうです。

それと一緒に日本酒を。

北海道で新鮮な刺し身と日本酒。

なんという贅沢な休日。笑

実は初日に何を血迷ったかカツカレーを食べたんですよ。

しかも札幌ではコンビニレベルである串鳥というチェーン店で。

店前に掲載されていたカツカレーの写真は上↑のやつだったんですが、頼んでみるとこれ。

皿の端っこにコロッケサイズで何かがちょこんと乗っかってるじゃありませんか。

ざけんじゃねえてめえ

とちょっと思いながらも、そのコロッケトンカツを頂き、深く反省をしました。

「北海道まで来て何やってんだろうね」

と。

それから快進撃のように札幌のうまいものを堪能し、3日目になったわけですが、もううまいもの食べすぎたからなのかわかりませんが、なんかキャンベルは気付けば地縛霊みたいになっていました。

(サッポロビールのグラス越しに)

ちなみにこの日はダメ押しで夕方6時にシメのラーメンを食べて空港に向かったわけなのですが…

食べてないけど寿司、ホッケ、カレー、ポテト、ラーメン…

いろいろとうまいものだらけな北海道なわけですが、それらを差し置いてその中で1番強烈に印象に残ってるものを紹介したいと思います。

その名は…

ソフトカツゲン

カツゲンのことを知らない人もたくさんいると思うので、こちらにウィキからの引用を。

昭和初期に帝国陸軍が北海道製酪販売組合連合会(雪印メグミルクの前身)へ、給水状態の劣悪な中国中央部に駐屯している軍人(兵士)用に栄養飲料の開発を依頼、同組合が1938年(昭和13年)、傷病兵の栄養食として、北海道から原液を送り中国上海で製造を開始した。その後、北海道や樺太でも製造。カツゲンは元々「活素(かつもと)」という名前。「活」は「勝つ」、「素」は「牛乳の素」の意味。その後、1956年(昭和31年)、「活源(かつげん)」に名称変更され、北海道内の一般消費者向けに販売が始まり、翌年「カツゲン」とカタカナ表記になった。

1979年(昭和54年)に名称を「ソフトカツゲン」とし、風味も薄くさっぱりとしたものに変更され、現在に至る。かつては瓶入り(リターナブル瓶)が主流で、宅配のほか、銭湯や駅売店(キヨスク)などでも見受けられたが1980年代に姿を消し、現在はすべて紙パック入りとなっている。

現在の販売地域はほぼ北海道内に限定されている(但し、青森県でも比較的見かけられる)。昭和30年代には大阪工場でも製造され、関西圏で一般向けに販売されたほか、1994年(平成6年)頃には「勝源」の名前で首都圏でも発売されたが、どちらも早々と販売が中止されている。

関連商品として青リンゴ味、イチゴ味などの香味をつけたものが季節限定で販売されるほか、「ゼリーインカツゲン」や「カツゲンゼリー」、「カツゲンアイス」といったカツゲンの風味を生かした製品も存在する。

wikiより引用

これがですね、大ヒット商品となったわけですよ、僕の中で。

味はなんていうか、飲むヨーグルトを水で薄めた感じというか、マミーのちょっと酸味と甘みが強い感じというか。

ありそうでないやつなんですよね、とりあえず。

サッポロいったらマジ飲んでみてほしいですね。

今飲みたいですもん。

カツ中っす。

カツゲン中毒。

なんか昔フランスにいってモンサンミッシェル見たときに「これ見たことない人は人生損してる」と思うくらいきれいだったんですが、なんかそんな感じで
北海道限定のカツゲンをまだ飲んだことない人は人生損しているかもしれないです。

僕が大袈裟に書いてるだけだと思われるかもしれないのですが、北海道民が近くにいたら聞いてみてください。

「どーよ?カツゲン」

って。

それもこれもカツゲンを教えてくれた美容室Howdy松本さんのおかげです。

本当ありがとうございました。

そんなわけで、これで北海道の事は終わりです。

なんか楽しいことがたくさんあったので書き記してみました。

サロカリメンバーの松本さん

それからカットとセミナーに来てくれた皆様。

本当にありがとうございました!

また会いましょう!

カツゲンバンザイ!

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