タイの世界遺産アユタヤで死ぬほどボッタクられた話と最安で観光する方法。

もう先週になりますが、タイの世界遺産アユタヤに行ってまいりました。

実は7年前はじめてタイに来たときにも1人で言ったのですがその時は死ぬほどぼったくられて泣きそうでした。

今回激安な行き方でリベンジしてきたので、昔話を交えつつ紹介していきたいと思います。

タイの世界遺産アユタヤとは?

アユタヤとは?

アユタヤとは?

アユタヤー遺跡群は、チャオプラヤー川とその支流であるパーサック川、ロップリー川に囲まれた中州に集中している。これは、敵からの防御を考えて中心部の回りに運河を掘ったことによるものである。ワット・プラシーサンペット、ワット・ローカヤスターラームなどの寺院跡、王宮跡が残る。この遺跡を作ったのは1351年 – 1767年に存在したアユタヤ王朝である。この王朝はナーラーイ王時代には現在のラオス、カンボジア、ミャンマーの一部を領有するほどの勢力を持っていた。中心都市であるアユタヤは、流れの穏やかなチャオプラヤー川に位置し、貿易に持ってこいの地形であった。この貿易に適した地で、王はその独占貿易で莫大な利益を収め、同時に上座部仏教を信仰していた王は、この莫大な利益を元に数々の寺院(ワット)を作り出した。しかし、1767年にビルマ(ミャンマー)の攻撃を受けてアユタヤ王朝は消滅した。同時にアユタヤ市内の建造物や石像は徹底的に破壊され、ほとんどの寺院は廃寺となり、王宮も台座を残すのみとなった。世界的にみてアユタヤの建造物の多くが比較的新しい建造物であるにもかかわらず、そのほとんどが煉瓦のみになっているのは、このためである。wikipediaより

アユタヤは日本で言うところの奈良がイメージが近いかもしれません。

バンコクからわずか2時間ほどでいけるので、日帰り観光もできホントにおすすめしたいスポットです。

昔死ぬほどボッタクられた話

当時僕はまだ22歳。

美容師2年目の夏休みにバックパックを背負ってタイにやってきました。

海外初一人旅は韓国だったのですが、タイはなんかより異国感が強くちょっとビビってました。

普通に美容師やってたので夏休みはわずか6日ほど。

その短い滞在期間中に僕はアユタヤに行ってみることにしました。

まず、今と違ってwifiとかそういうのが全然なく、携帯は持っていませんでした。

情報はガイドブックくらいのものだったのですが、テキトーな性格のためガイドブックすら持たず、事前調査もまったくしてない状況。

ちなみに英語は「ハロー」「サンキュー」「サムラーイ」くらいしか言えませんでした。

とりあえずツアー会社に行ってみようかなと思い、バンコク主要駅であるフアランポーン駅へと向かい、駅の斜め向かいにあるツアー会社で聞くと往復電車とホテルとトゥクトゥクでの観光がついて1000バーツというツアーがあると聞きすんなり払ってしまいました。

タイのバーツは日本の3分の1なので、1000バーツは3000円です。

「そんなもんか」と日本の人は思うでしょう。

でもこの1000バーツはまあまあボッタクリなのです。

チケットを握りしめ駅に向かうと普通にお金を払わされました。

意味がわかりません。

でも英語もわからないので言われるがままそこでまたお金を払いました。

電車に揺られること2時間ほどでアユタヤに到着。

チケットを持っているものの、どこのホテルに行けばいいのかどのトゥクトゥクに乗れば良いのかもよくわかりません。

今思うと結構アホだったなと思います。

なんか声をかけてきたトゥクトゥクのオッサンに見せると「ok」とか言ってボロいゲストハウスへ連れていってくれました。

そこからは僕もよくわからないのですが、確かにそのゲストハウスとトゥクトゥク代は請求されなかったのです。

その日はとりあえず一泊して次の日の朝トゥクトゥクのオッサンが観光に連れて行ってくれるということで話がまとまりました。

夜暇なのでナイトマーケットに行き、調子に乗っていろいろと食べ物を買ってしまい、食いかけのご飯を持って歩いていたら10匹くらいの犬に囲まれました。

それがトラウマで僕は犬が苦手です。

まあ運良く助かって、なんかムカついたのでその日はとりあえずビールを飲んで就寝。

翌日トゥクトゥクのオッサンが約束通り来てくれて、あちこち観光に連れて行ってくれました。

ストツーのサガットのステージ

ストツーのサガットのステージ




観光自体はとても楽しかったです。

問題は最後に連れて行ってくれた場所でした。

象です。

パオーンの象に乗れる場所です。

アユタヤの像

象1回1000バーツ。

僕はたぶんアホだったのでしょう。

200〜500バーツで乗れるというのに1000バーツも支払いました。

そして象にゆっさゆっさ乗り、普通に高さが高すぎてビビり倒していざ降りるというときに前の運転手?が

「チップ100バーツ」

とか言い出しました。

はあ?と思ったのですが、払わないと降りれない。

クソ!と思い100バーツを渡すと

「ゾウさんにも100バーツ」

と言うではありませんか。

シット!!

結局僕は200バーツ払いました。

ちなみにタイにはチップなんて文化は特にないはずですが、もし払ったとしてもせいぜい20バーツ程度でしょう。

僕はアホだったのです。

象からおり、なんか疲れたーと思っていたら「デジカメ貸して」と言われ、めっちゃ象と一緒に写真をとられました。

そして「チップ」と一言。

ええ、払いましたよ。

バカだったのです私は。

適切料金とか知りませんでしたが、なんかいろいろとズーンとなり、バンコクへと帰りました。

もちろん帰りの電車賃も払いましたよ。

唯一の心の支えはたくさん撮った写真でした。

ちなみにデジカメは翌日バンコクのクラブでなくしました。

総額一体いくら使ったのでしょうか。

アユタヤ行って一泊して観光して象に乗ってなんだかんだ10000円くらいは使ったのではないでしょうか。

アユタヤに最安で行く方法

正直、8年前の僕はアホでした。

というか無知でした。

情報も語学力も直感力もゼロなのでただのカモです。

ボラれて当然。

しかし流石に世界40ヶ国以上まわり、タイにも来るのが7回目ともなるとそう簡単にはボッタクられません。

能力はだいぶアップしました。

その状態でアユタヤに行って今回使ったお金について今度は書いてみようと思います。

まず、アユタヤなんぞツアーでいく必要はありません。

バスでも電車でもサラッと行くことができます。

バス、バン、電車が一般的で、それぞれ料金はバス50バーツ、バン60バーツ、電車15バーツです。

そう、電車はたったの45円。

往復して100円を下回るのです。

なのに1000バーツも払った僕ときたら…

僕たちは今回行きは電車にしました。

アユタヤ行きの電車

アユタヤ行きの電車から

ちょいボロい電車に乗り込みアユタヤまで1時間半〜2時間ほどです。

遅れたりするので時間に余裕を持っていたほうがいいですね。

そしてアユタヤについて向かったゲストハウスは1泊1人180バーツ。

540円です。

電車往復と1泊の宿泊を足しても630円という。

なのに僕ったら1000バーツも…クソ

アユタヤには様々な遺跡が点在していますが、正直そこまで離れてるわけでもありません。

主要なところは結構固まってるのです。

なので今回僕たちはチャリを選択。

まる24時間貸し切って50バーツでした。(ちなみに途中で20バーツのところも発見)

アユタヤレンタル自転車

レンタチャリ

しかしチャリ似合いません。

アユタヤレンタル自転車

颯爽

仮に20バーツでチャリを借りてたとして、先程の630円にプラスするとそれでも690円です。

そう、わずか690円(230バーツ)で往復、一泊、観光ができてしまうのです。

なのに僕は1000バーツも…

シット!!

久しぶりにまわったアユタヤはあまり変わらず、美しさもそのままでした。

アユタヤ遺跡

アユタヤ遺跡

そびえ立つ

首がない仏像

首がない仏像

首がない仏像

首がない仏像

アユタヤ遺跡は入場料がかかる所とかからないところがあります。

かかるところでも大体50バーツなのでそんなに高くはありません。

有名なアユタヤの寺

有名な寺

首木アユタヤ

首が埋まっておる

アユタヤ遺跡





まあ確かにチャリだと安いは安いのですが、何と言っても暑いです。

焦げます。

ちなみにトゥクトゥクで2〜3時間まわってもらうということもできます。

その場合人数にもよりますが、2人だったら大体300〜500バーツくらいで回ってくれると思います。

要交渉ですね。

今回僕らは帰りはクーラーがきいたバンで帰ってきました。

電車よりも早くて涼しくて60バーツ。

悪くないですね。

結果今回の総額はこのような感じでした。

行き 電車15バーツ

宿  1泊180バーツ

観光 チャリ50バーツ

帰り バン60バーツ

合計305バーツ。

日本円にして915円でした。

これでどれくらい僕がぼったくられたかはわかってくれたと思います。

無知って怖いですね…。

諸々経費は安く収まりましたが、結局キャンベルがたくさん食うしたくさんビール飲むのでボッタクられたほうが安かったかもしれません。

なんか嫁のキャンベルが調子のって自撮りしてたので晒す。

地鶏

それでは、アユタヤに行く際はどうかボッタクられないようお気をつけて…

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