平安貴族は実は化物だった? 意外と知らない日本の髪型の歴史。




僕のウンチクフォルダから、今回は髪の毛ネタをひとつ・・・

たぶんこのネタは、美容師でも知らない人もいるかと思います・・・

髪は女の命といいますが、平安時代はホント命でした。

櫛でとかしてヘアケアしていた、平安時代・・・女性達は、黒髪を長く垂らしていました。

「髪を結う」という行為が一般的になったのは、実は江戸時代のはじめのことで、平安時代までは大垂髪(おすべらかし=髪を長くたらしたロングヘア)が主流でした。

百人一首に描かれている女性のように、美人の条件は「黒くてつやつやした超ロングヘア」だったのです。

江戸時代のはじめごろまでは、劇的なヘアスタイルの変化はなかったそうです。

このころのヘアケアは、どんな感じだったのかというと・・・

600年~700年ごろは、植物の、つるや葉から出るねばねばの汁を髪につけ、整えたり、つやを出したりした、とされています。黒くてツヤのある髪は、昔も今も憧れなんですね~。

平安時代になると、ヘアケアには、(ゆする)と呼ばれていた米のとぎ汁が使われるようになりました。

ただし、このころの洗髪は、なんと! 1年に1回程度だったとか(いろいろな説がありますが)。

とぎ汁は、シャンプーというより、櫛をとかす際に使うヘアスプレーのような感じで使われたようです。

平安時代の女性が好んでお香を焚いたのは、髪のにおいを隠すためだったのかもしれません。

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ちなみに生まれてから一回も切らないので、7メートルくらいの人もわんさかいたそうです。(美容師は生きていけない時代ですね・・・)

なんで髪の毛をそんなに伸ばすのか?というと、白粉で塗りたくった白い顔を際立たせるためだそうです。

でも中には髪の毛の薄い女性だっている。そんな女性は?というとズバリ!かつらをしていました。

でももちろんこの時代なので、かつらに使用するのは本物の髪の毛

しかも行き倒れた女性なんかの髪の毛を切って売る商売人がいたので、平安美人達はそれを買っていたそうです・・・。

平安美人のゴージャスな髪が、死んだ人の髪の毛だと思うと・・・(^_^;)

平安貴族美人・・・と聞くとなにやら優雅で華やかでいい香りがしてきそうですね・・・

でも、実際は化け物のようだったとか(超失礼)

貴族の娘は外出もほとんどNG そのため不健康

さらに食べ物も今と違い全てが欠乏、栄養失調気味で顔がむくんでいたそうです。

流行っている化粧はまつげを全部抜き、でこの上に眉をちょこんと書く。

眉と眉の間はなるべく離して書くのが鉄則。

さらに顔は真っ白 これは男性が夜やってくるとき、いかにはかなげに青白く見せるかってことでたんまり白粉を塗りさらに、お歯黒

髪の毛も切らないので7メートルくらい、さらに油でテカテカ

ちなみに平均身長は140センチメートル・・・

そんな人を見たら余裕で三度見くらいしそうです・・・。

でもそれが美人の条件だったと言うから驚きですね(・・;)

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ちなみに唯一髪を切ったところがここ!

  
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びんそぎ と言い、成人、既婚女性が切ったそうです

実は現代の姫カットの原型はこれ!

意外と歴史は古いんですね(^^)

以上です。

旅日記の方もぜひ見てってください!