朝から衝撃のニュースが。
関係者によりますとオウム真理教の元代表の麻原彰晃、本名 松本智津夫死刑囚(63)に、6日死刑が執行されたということです。オウム真理教による一連の事件では、合わせて29人が死亡、およそ6500人が被害に遭い、松本死刑囚など教団の幹部ら13人の死刑が確定していましたが、執行されたのは初めてです。
これは当時小学校の1年生だったけどめちゃくちゃ覚えてる。
教祖が捕まった第7サティアンというアジトが山梨の上九一色村(当時)にあったので、地元ではそこ出身のやつは結構イジられてネタにされてたな…
事件については僕なんぞが言及することではないが、なんかちょっといろいろと思うことはある。
かつての自分も含め、日本においての宗教というものに対するある種の考え方を作った当人なのかなとも思ってます。
カルト宗教という言葉が出てきて、やはり良くないもののような、そういったイメージが今でも先行しがちなのかもしれません。
なんかやばいものみたいな。
実際自分も昔はそんなことを感じてました。
世界に出るまでは。
世界様々な国を訪れて人と話してガラッと変わった概念の1つがやはり宗教でした。
人々にとっては教えであり、心の支えであり…
何かを信じることで幸せになれると思うっていうのは誰にでもあると思います。
それが人だったり物だったり会社だったり文化だったり。
その対象の1つとして宗教というものがあるのだなと知りました。
僕は歴史がもともと好きで旅をしてるのですが、日本にも様々な宗教の歴史があります。
そもそも神社は神道という宗教の1つだし、お寺もそうです。
当たり前なんですが。
ずっと昔からこの国にあるもの。伝統。
僕たちが生きてる今はその上に成り立っているのだなぁと思うと僕はとても興味があったりして、19歳くらいのときからそれこそ全国各地まわりまくりました。
そういった歴史を知ることにも1つ大きな意味があると思ってて、それがあるから今を生きながら過去を参考に未来を作っていく事ができるようにも思っています。
とはいえ僕も何かをめっちゃ信じてるわけではなく、家柄は仏教らしいんですが、その程度でよくある感じです。
世界に出たら日本に多い無宗教派というのは不思議なことらしいです。
しかし無宗教だとしても同じ人間であり、なにか困ったことがあったり悲しいことがあれば何かにすがりたくなるのは同じなのでしょう。
そういう気持ちの人が集まり、こういった組織を作り、その結果として悲惨な事件になってしまったことそのものがなんだか悲しいですね。
それもまた1つの歴史でありそこからも多くのことを学べるのだと思います。
当時はテレビとかも出てた圧倒的カリスマだったので、なんとなーく今で言うところのインフルエンサーと同じような立ち位置だったのかもしれないですよね。
今は逆にネットで情報もソッコー拡散するし、いろいろオープンになってる部分が多いのでこういった事ってそうそう起こらないと思いますが。
時代的なものもあったとはいえ、情報を発信したり会社や組織を運営する立場としては教訓というか、学ぶことはたくさんありました。
とりあえず朝から衝撃だったので記事にしてみました。