中学生のときチュッパチャップス舐めてたら「タバコを吸ってる」って通報されたことがあってね

まあ当時は「はぁ?」って感じでしかなかった。

いきなり何言ってんのかと思うかもしれないけど、そんなことがあったんですよ。

あれは中3の夏休み。

なんでかは忘れたけど、友達と学校に行ったんですよね。

東京とか都会の人はピンとこないかもしれないけど、田舎の学校なんてせいぜい徒歩で通えるとこにしかなくて、つまりみんな半径2キロ以内くらいに住んでるわけ。

だから休日でも友達の家に行くときなど学校付近を通ることは結構ある。

その日もなんでか忘れたけど学校に行ったんだ。

野球部が試合をしてたのを覚えてる。

当時中二病をこじらせかけてて尾崎豊みたいに「大人なんかクソだ」とか思ってた僕は「チュッパチャップス舐めてると不良っぽい」「フィリックスガムをプーってやってるとカッコいい」とかマジで思っていつも食ってた。

眉無し+サングラス+ダボダボB系のファッション+チュッパチャップスである。

今だったらそんなので街歩けと言われたらピカチュウの着ぐるみ着てコマネチしてたほうがまだマシだ。

当時僕はそれがマジでイケてると思ってた。

その日も学校のグラウンドを横切りながらチュッパチャップスをペロペロリン(^ω^)としてたと思う。

それを見た野球部員の BBA お母様がなんと学校に通報してくれやがったのだ。

「あの子タバコ吸ってたからなんとかして」みたいな。

先生に呼び出されてそれを知ったのだがなんと理不尽なことか…と思いましたよね、そりゃ。

ご存知のように、チュッパチャップスの棒は白だ。

漫画NANAでヤスがバカスカ吸ってるブラックストーンの様な変わったタバコでない限り、タバコというものは白い。

つまり、ただそれだけなのだ。

野球部員のババ…お母様達は「どーせ吸ってんでしょ?いや、吸ってるに決まってるわ!そうに違いないわ!あらやだ不潔!!うちの○○ちゃんとは関わらないでくれザマス!!」とかそういうマインドなんだろうなーと思って。

子供ながらにそれを感じて。

僕とは話してないのに

直接見てもないのに

迷惑もかけてないのに

そういうむちゃくちゃな事をクソバ…大人は言うんだなぁって思って。

まあ言わせとけばいっかって思ったんだけど。

だってもし「その時吸ってねえし!」って言っても「あなたの日頃の行いが〜」とか「疑われるようなことをするから〜」とか「その態度はなんだ〜」とか何語かわからないような事を言って肯定しますから。

昔からずーーーーーーーっとそういう経験を繰り返してきた。

確かに偏見をもたせる、勘違いをさせる自分の見た目や行動がおかしいのかもしれない。

人は見た目で9割くらい判断すると言いますよね。

それはそれで間違ってないと思う。

判断はしてもらって構わないし。

見た目は確かに大事だ。

タトゥーがあるから怖いと思うなら怖いのだから、それはそれで良い。

でもね、勝手に判断してもいいけどそれを押し付けるのはやめてくれよな…と思うんだよね。

だって外見しかみないんでしょ?

内面を見ようとせずに、一方的にジャッジして批判して。

それで何になると言うの。

内面を見ようとしたり、見て批判するのは良いと思う。

それは【大切な人からの意見】である。

でもあなたがたが自分の主観、価値観に任せて人に投げつける言葉はただの暴力だ。

こちらにとっては何もプラスにはならない。

おたくにとっても何のプラスでもない。

生産性もないことに一生懸命エネルギーつかってバカみたいって、15年くらい前からずっとおもってる。

同じように思って生きてる人が僕の周りには多い。

別にみんな気にしてないよ。

自分の道を歩いてる。

タトゥーがあろうが、髪がピンクだろうが、それでも自分が生きるべき道を生きてるからカッコよく写る。

話したこともない子供に平気で暴言を投げれてしまうBBAより、見た目がいかつくても他人に優しい大人なんかたくさんいる。

それは事実だし、事実だからこそ「いろんな矛盾」が生まれる。

タトゥーがなきゃ正しい人間なのか!

髪が黒けりゃ正しい人間なのか!

10代でタバコを吸った人間はクズなのか!

10代でピアスをあけたらゴミなのか!

違うと思うんだよね。

確かに見た目で9割くらい判断できるとは思う。

ピアスあけてれば「ファッション好きなんだろうな」

タトゥーがあれば「アートや海外の文化が好きなのかな」

そういう判断もできるわけ。

正か悪かジャッジしようとするなよ…

そもそもあなたは何様なのかと

人の見た目なんかどーでも良い

と僕は思います。

なんか、この前出会った子が昔顔中ピアスバリバリつけて髪はピンクで…みたいな過去があったらしくて。

今は今でいろいろ思うこともあるらしい。

なぜなら、これまで人から生き方を批判されて、偏見のなかで生きてきたらしいから。

「別にいいんじゃないっすか。自分が良ければ」

僕はそう言った。

わからないから否定はできない。

わからないから肯定もできない。

ただその人の生き方を尊重するかどうか。

僕はそういう考えだから、否定はしなかった。

それを「否定しないでくれてありがとう」「嬉しい」と言われ、ちと複雑だった。

自分もそうだったなー。

人の目が気になって、チュッパチャップスも好きになめられない。

なんて不自由な場所なんだって思って東京にでたんだけどね。

東京にはいろんな人がいたし、世界にはもっといろんな人がいた。

結論、どうでもいいことばかり。

大体のことはどうでもいい。

自分に忠実に、身近な人を大切に、楽しくではなく楽しもうといつも考えながら生きること

それが小さく大きい幸せ、それが全てだ。

周りなんかどーでもいい。てこと。

1つ締めくくりとして言いたいのは人の内面を見るつもりがないのなら、何も言うな。

外見しか見るつもりがないなら干渉してくんな。

ということ。

整形もそう。

別にいいじゃないですか他人が顔を変えたって。

別にいいじゃないですか男が女の服きたって。

別にいいじゃないですかチュッパチャップスを舐めたって!(^ω^)ペロペロ

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