NEO旅人▶旅そのものが仕事になっちゃった。10/14の日記

朝お世話になった安本さんちを出発。

100円を渡しわすれた…。

出発前になぜかいろいろと語り始めて…

印象的だった話があって、先日美容室の面接に来た人がいたという。

子供もいる主婦でとにかくお金に困っているから働きたいということで、その旦那さんも仕事をしているけどお金お金という感じだったそう。

新築の家を建て、新車に乗り、アイフォン片手にそう語る姿を見て「まずそれをやめたらお金そんなにいらないのでは?」という違和感をいだいたという。

もうめっちゃそれがよくわかるというか、山梨のサロンにも先日同じような感じの人が面接にやってきた。

その人は母と子の3人ぐらしで激安カラーサロンで時給950円?で働いていて、手取りが10万円もなくて辛いからサロンで働く場所を探ししているという話だった。

10万円より多くの給料を払うことは可能だけど、やはり根本的なズレのようなものを感じてしまって、採用にはいたらなかった。

属人的なサービスである以上美容室と求人というものは切り離せない関係性がある。

けど誰でもいいわけではない。

働く側もどこでもいいわけではないというのと同じことで。

やる気だけではなくて、考え方やライフプランというのもこれから採用という点では関わってくると思う。

「働きたくても働けない」

がもう現実になってしまってるなと。

時代の変わり目であるからウヤムヤになってるけど、意識は変えないといけない時が来ていると思った。

福井へ向かうまでに

旅をしていると本当にいろんなことを考える。

求人の話を聞いて、なんかできることないかなぁと考え始めた。

岐阜の可児市→福井へは150キロくらい。

郡上市を通って国道156号を突き進むとついてしまう。

まっすぐ行くだけだから結構楽ショーなので、考え事ばかりしていた。

途中立ち寄ったうだつの上がらない町並み。

天気がめっちゃ良かった。

道の駅で休憩しつつ、ゆっくりすすむ。

その道中いろいろ考えていたら、面白いアイデアが4つほど出てきた。

2つは今やっている仕事にかんする改善点的なもの。

もう1つは今朝の求人のこと。

もう1つは超画期的な次世代美容室の形。

自分がやってる仕事のことはここに書いてもわからないと思うので省くけど、求人のことはたぶん1年以内にはいい形で作れそうな気がしている。

求人って結局雇うだけで終わらない。

教育も集客も全部がセットになる。

雇う側だっていろいろとやらなければならない。

よく【採用はリスク】みたいなことを言う人がいる。

確かにリスクなのかもしれないけど、人のことをリスクとか言いつつ働いてもらいたいというのも虫がいいというか、都合がいい言い回しだなとちょっと思ったりする。

特に深い意味はないのだろうけど。

感覚的にもしも採用がリスクではなく【ラッキー】だったら?

そうなったら?

雇う側が雇うことそのものがメリットだと思えば当然そういう行動に出ていくわけで、働きたくても働けないみたいなものを解消できる。

ようはそのアイデアを思いついた。

正直めっちゃ画期的だと思う。

集客にも求人にも、もうコストなんかかける時代じゃない。

お金払って集客求人するんじゃなくてお金もらって集客求人するくらい考えを逆転させないといろいろと厳しいと思うんだけど、そのイメージを具体的に可視化するのが今の僕の仕事なんじゃないかと思っている。

新しいものを形にする。

その発想をする。

昔はアイデアがでればそれを一人で形にして一人で広めて…なんてやってたけど、今はそれを手伝ってくれる人がたくさんいるから僕は何もしない。

このアイデアを話して、形にしてもらうのを待つだけ。

つまり考えるだけでいい。

旅をしているほど考える時間はできるし、考えも深くなる。

ADHDは考えるときに体が動いてしまうらしくそれを落ち着きがないとか言われるのだけど、実際はそうではなくて体を動かすこととかんがえる事がただセットになっているだけ。

バイクとか運転しながらの考え事ってのは性に合ってるのかもしれない。

旅をして話を聞いたり見たりして、いろんな発見をして、それを考えて考えてアイデアを生む。

僕の中では旅がもはや仕事になってしまっている。

昔は旅を仕事にっていうとパソコン持ってブログ書きながらふらつくようなイメージだったけど、それはデバイスとwifiに縛られてしまうのでやったらつまらなかった。

というか旅ではなく仕事でしかなかった。

しかし今はどこにいてもいいし、旅することで仕事が実際生まれてしまうのでめっちゃ理想的な生活スタイルになっている。

旅は遊びだ!社会舐めんな!と断罪されたことは一度や二度ではないけど、自分で自分を肯定できたことはシンプルに 嬉しく思う。

それもこれも手伝ってくれる人がいるからこそ。

ありがたい話だ。

もう一個超画期的なアイデアがあるんだけど書くと長くなるからまた今度。

店舗を持たずに美容室展開という矛盾をリアルにしたときに、今見ている世界はどう変わるのだろう。

楽しみである。

福井に到着

グループ店舗というかんじで春に運営開始した福井の美容室のオーナーさんと合流。

めっちゃ最強にうまいというホルモン屋へ連れて行ってもらった。

福井市ではなく鯖江市というところの白樺。

ここがまたすごい好きで。

もう好きすぎて。

オッサンとホルモンとキャベツと酒しか存在していないような空間。

この鉄板とかは特注らしい。

こだわり。

ホルモンもいろいろミックスされてるのが適当に出てきて、どれを食べても美味しかった。

店主のおばちゃんとその息子さん?はめちゃくちゃ気さくで、いろんな話をしてくれた。

哲学とか僕は好きなんだけど、まさにそういう話が得意なようでいろいろ哲学の話をしていたけど、まるで昭和にタイムスリップしたかのような空間でそんな話をしているというのも面白かった。

なかなか面白いお店をしれたので、また来ようと思う。

なんなら明日行こうかなくらい思ってしまうくらい好きだった。

近所だったら週8回来るレベル。

ここでも100円渡しとけばよかった。

つい忘れてしまう…。

また必ず来ます。

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