朝美容室を出発し、一路佐賀県へ。
そう、逆走。
なぜなら前日吉野ヶ里遺跡に行けなかったからです。
流石に歴史を学ぶ旅でこれスルーするわけにはいかないっしょ、と。
これは僕の中での基本的なルールなのですが、同じ道は通らないというものがあります。
“基本的に”なのですることもあるんですが、基本しません。
なんでかというと、そのほうがいろいろ周るなら見れる数が変わりますし、結果的に時間とお金の節約になる…つまり効率が良いというわけです。
例えば福岡⇔東京のルートで旅をしようとした場合
羽田→福岡空港→博多→福岡空港→羽田
みたいなことになるわけです。
これを
羽田→福岡空港→博多→熊本→熊本空港→羽田
とかやるといつか行くかもしれなかった熊本⇔東京の往復分が節約になると言うわけです。
博多→熊本の移動なんてたかが知れていて、高速バスでちょちょいです。
東京⇔熊本の往復交通費&時間を考えるとだいぶお得。
なので僕の旅は基本的に一筆書きになります。
余談でした…
弥生時代の貴重な遺跡、吉野ヶ里遺跡へ
途中朝ごはんでうどんを食べました。
今回の旅は歴史を学ぶだけでなく郷土料理を学ぶ旅でもあるので、福岡名物ごぼ天うどんを。
お店は最愛のウエスト。
ウエストとはドチェーン店でどこにでもあるんですけど、めっちゃ個人的に好きで。
モツ鍋1人前から食べれたり、1人飲みもできる素晴らしいお店なのです。
意外と知られてないけど福岡はラーメンだけじゃなくうどんも有名なのです。
とくにごぼ天とよばれる天ぷらが有名でして、なんか意外と有りそうで無いタイプです。
スープも関西風ともまた違う味。
これは研究して行くことを決意。
その後吉野ヶ里遺跡へ。
正直佐賀といえば吉野ヶ里遺跡って言ってもいいレベルの主要スポットですよね。
教科書に絶対載っているやつ。
吉野ヶ里遺跡は広大な遺跡で、発掘調査の末そこに【こんない集落があったのではないか?】といろいろと再現されています。
実際にどこに何があったか、誰が住んでいたか、どのような暮らしをしていたか…ここは文献が残っているような時代ではないので、発掘された品を調べて復元しているのです。
事実とどの程度異なるかはさておき、たいへん興味深い資料もたくさん見ることができました。
遺跡好きな人はぜひ。
苦手な人でもテーマパークっぽくもなっているから散歩がてらいいかも。
1個だけ悔しかったのが【勾玉作り体験】【火起こし体験】を遺跡の中でできるんですけど、体験会場の前でポケットを漁るも90円しかなく…。
まさか中でお金使うとも思ってなかったので入場料くらいの小銭しか持ち合わせておらず、かと言って駐車場まで戻ると片道20分とかかかるレベルだったので断念。
作りたかった…。
とんこつラーメン発祥の地久留米へ
その後は久留米市へ。
久留米ラーメンで有名です。
久留米ラーメンとはとんこつラーメン…いや九州のラーメンのルーツにあたるもので、久留米で生まれたラーメンが九州各地へと広まっていったといいます。
となれば久留米にきて久留米ラーメンを食べないわけにも行きません。
下調べせずに勘であちこち周り、なんとなくぐるっと周り、ピンときたお店へ入りました。
その名も南京千両
マジで引きが強いな…と自分でも思うのですが、そのお店こそが【九州ラーメン発症の店】だったのです。
当時は屋台だったらしいですが、九州最古のラーメン屋。
おばちゃんが一人でやっていました。
なんか久留米ラーメンてニオイが強烈なイメージがあったんですけど、そんなでもなかったですね。
味もさっぱり系というかなんというか。
麺も細麺ストレートではなく、いわゆる久留米ラーメンのイメージとはまた別のラーメンでした。
美味しかった。
それから満喫でシャワーを浴び、美容師のお友達のなっちゃんと久々に再会。
そのまま名物久留米焼き鳥。
久留米の焼き鳥は串に刺さっていればなんでも”焼き鳥”なのだそう。
確かに牛とかあった。
名前忘れちゃったんだけど…なんかめっちゃ美味しくてハマったやつがありまして…
なんだっけ…セトギワ?とかザックリ?みたいな名前だった気がするんだけど全く思い出せん…
そしてなんか今回の旅で芋焼酎が飲めるようになりまして…。
今まで苦手だったけどむしろちょっとハマってしまったくらい。
美味しかったです。
あの店はまた行きたい。
そのあとなっちゃんのご実家に泊めていただきまして。
ありがとうございます…。
犬様。
福岡は本当に美味しい食べ物がありすぎる…
久留米とか規模感も良くて住みたい街候補になりました。