【宿を閉店します…】サムライゲストハウス撤退の理由とこれからの事。




なぜかわからないのですが僕は結構ウトウトしているときや目が覚めた早朝にハッと思いついたり決心する事が度々あります。

オカルトでは決してないのですが、夢の中でのお告げのようなものがあって目が覚めたときにその声が残っているんです。

たぶん危惧していることがあったり気になっていることがあって、ガーッと情報を集めて悶々としたまま寝て。

その間に脳が処理してるのかもしれませんね。

本日朝5時に山梨県富士吉田市で経営しているサムライゲストハウスをゴールデンウィークで閉店、撤退することと決めました。

以下詳しく書いていきますのでお読みください。

クラファンで宿泊のリターンを買ってくれた方も下までお読みください。

僕の判断が正しいかどうかは誰かが決めることではないですが、判断基準と考えはイチ経営者としてシェアしたいと思っています。




サムライゲストハウス閉店の理由

もちろんコロナです。3月は実質客数ゼロ売上ゼロとなりました。

4月も今のところ予約はありません。

2年弱運営をしてきて、このような事は初めてで、こうなってしまうと何もできないというのが正直な感想です。

元々世界遺産富士山の麓の街富士吉田市は冬は雪もふるし寒いしで客足が遠のきます。

逆に春や夏は登山や自然がきれいなので繁忙期になり、かなり極端な地域なのです。

これから繁忙期に入るというタイミングでコロナ(これはどこも同じだと思いますが)が発生し、収束のめどがたっていない状況。

人類が経験したことがないことだから正確なことはわかりませんが、最初1月末ころは5月くらいにはいけるっしょとなんの根拠もありませんが思っていました。

しかし今の自分の意見としては年内は無理かもという認識になっています。

その根拠としては最下部に先日Facebookに投稿した内容をコピペしておいたので読んでいただければと思います。

固定費がかかり続ける宿をキープするかしないか…自分でFacebookに投稿した2日前くらいから悩み始めました。

半年くらいは自己資金でいけるかもしれない。

お金を借りたら年内いけるかもしれない。

なんだかんだ夏にはお客さんが来始めるかも知れない。

【今を耐えればきっとまた戻る】

この思いがありました。というかそう思いたかったです。

ほんの数日前まではそのつもりでいたけど急に心境が変わりました。

早期収束を願って、その思いだけで動いて資金をそこに注ぎ込んでいくことが正しいことなのか?と急に胸がざわつき悩みはじめました。

現在会社でやっている店としては宿だけでなく美容室2件、体験教室、居酒屋もやっています。

他にもWEBの事業やコンサルなども行っています。

けどそれぞれが小規模です。

WEBなどはこういうときも関係ないですが、現状宿以外の店舗は利用がまだありつつもこれからどうなるかはわかりません。

地方であるがゆえ今後も利用はほそぼそ続くかもしれないとは思っています。

その中で一番外国人のお客さんや地域性に依存しているのが宿であり、また現状一番将来性が乏しいのもまた宿でした。

体験教室、美容室、居酒屋などは先々のビジョンもあったり各店舗毎に2つ3つと利用用途があり、リスクヘッジをしていました。

例えば居酒屋なら単に店舗営業以外でも売上を作る方法がありますが、宿ばかりはどうしようもありませんでした。

現状宿泊以外に【事務所として】【体験教室会場として】使っていたのですが、それもどうしてもそこでなければいけないものではありません。

どちらかというと【これからあんな事やこんなことをしよう】と数々のアイデアを実行しようと思っていた矢先の事でした。

先日【宿無料にしますよ!】なんてやってみたのも実そのテストだったのです。

その先に思い描いていたことに届く以前に、今の時点で宿泊してもらう以外にやれる事がないのが現実です。

大家さんが家賃まけてくれれば…とか正直思いますしが、たぶんそれは無理でしょう。(って不動産にも言われた)

仮にクラファンでもしてみなさんが【宿代前払いする!】って殺到してくれても、後々の売上が結局なくなるのでバランスも難しいところです。

なのでこのまま維持して待っていたらこれからかかるであろう数カ月の家賃、光熱費、消耗品費などを別店舗の売上や自己資金や借入で支払うのではなく、一時撤退してむしろ浮かせたその固定費を別店舗の減少するであろう売上補填や今後のための資金へ使おうと決めたのです。

年内はもう無理という前提のもとなので、そうと決まったら1日でも早く撤退すべきだと思い最速の1ヵ月後にしました。

非常に合理的かつドライな判断ですが、サムライゲストハウスに思い入れがないわけがありません。

悔しいですよ。めっちゃ。

せっかく社員と作ってきた環境と実績も捨てがたいです。

そこにしがみつくわけじゃないけど、たくさんの旅人が来てくれて、話したり飲んだりした宿。

世界を旅した僕が作った宿。

できれば、もう少しやりたかった。

でもここで変なプライドを持って粘るより、これを良い機会だとポジティブに考えて今出来ることにシフトしていくことが会社と従業員、そして自分のためになると思いました。

そう考え始めると、不思議と悔しい思いも不安な思いもなくなりました。

「宿閉めようか…」と直感的に思ったときから「ならどうする?」「どうすればうまくいく?」に切り替わっていて、わかりもしないコロナの事を考えるより、自分が作れそうな未来を作っていくことにしました。

昨日はずっとそんなことばかり考えていました。

それで夜中まで起きてたけど寝て、夢の中で頭がぐるぐる動いてたのかわからないけど朝方にまとまった事があって決心したわけです。

サムライゲストハウスの今後のことについて

2つ道があります。

①別の施設で再度オープン
②このまま終了

おそらく今の場所は手放せばもう無理かと思うので、また来年とか別の施設でコンセプトを変えて始める可能性があります。できればそうしたい思いが強いですが、こればかりは運によるのでわかりません。

サムライゲストハウスにおいてあるものについて

置いてあるものにも思い入れがありますので、なるべく近隣の自社で経営している店舗【遊べる居酒屋俺っち】【体験教室富士家山中湖店】へ分散させていきます。

一部は倉庫に、一部は廃棄または販売をすると思われます。

幸いにも撤退する→片付けるだけという点も大きく、また別の店舗で使えるのでそれも決定した要因の1つでした。コイン乾燥機などあるので欲しい方がいましたらお声掛けください。

リターンでサムライゲストハウスに宿泊予定の方へ

誠に申し訳ありませんが上記のような事に決定しましたので代替案を出させていただきます。

①オーナーJUNの実家に泊まる&観光居酒屋体験フルセットでご案内に変更
②その他のなにかに変更
③返金

①の場合は丸1日かけて観光スポットをご案内させていただき、居酒屋体験教室も無料で利用していただき、寝るところはうちの実家で…という形でOKという方はそのように変更いたします。

②のその他は例えば「髪切ってくれ」「コンサルしてくれ」「飲み代おごって」などそれ以外の何かしらに変更してもいいよって方はお申し出ください。

③そのいずれかも当てはまらない方は支援金を返金させていただきます。

改めて来月個別連絡させてもらいますがいずれも今すぐ決定してもらう必要はありません。

閉店まで4月中とGWの宿泊に関して

都内ではコロナで外出自粛が叫ばれていますが、山梨では正直なところそこまで…という雰囲気です。

人口密度が低く、車移動がメインだからだと思います。

観光客も皆無というわけではなく、いることはいます。

その事もふまえあくまで自己判断で泊まりに来たいという方は受け入れいたします。

もとから小規模ですし、利用してもらっても他のお客さんと重なることもないので、接触するとしたら僕か社員か猫くらいのものだと思います。

国から全国規模での店舗閉鎖などの規制がない限りはそのように対応していきます。

人が動けば感染拡大をしてしまうかもしれないという状況で「来てね」とは言えません。

しかしこのままフェードアウトするように閉店に向かうのは寂しいなという思いもあります。

その気持ちの整理が難しいところです。

会社と僕自身について

2月から手を打っていましたが、それはWEB関連の仕事のことで、運営する店舗については様子見という感じでしたが今日この決定を機に対策に動きます。

具体的なアイデアなどはここには書きませんが、年内収束が無理という前提で物事をすすめ、店舗営業ができなくなっても売上確保できるような対策をし、会社と従業員の生活を守っていきたいと思います。

僕自身は個人的に今年やろうと思っていた様々なプランがありましたが、おそらくそれも中止せざるを得ません。

残念なことかもしれませんが、良い転機だと思って頑張ります。

この災難を乗り越えた先に不安も大きいという人もたくさんいるかもしれません。

けど前向きに。

失うことは怖いことではないのです。

元々僕はゼロからスタートした人間だから、無くなったらまた作ればいい。

幾度もの戦争や災害やパンデミックから立ち直り復興し文化や国を発展させてきた人類みな同じです。

またやればいい。

無職になってしまう看板猫の高菜と共にその一心で今後はやっていきたいと思います。

そしてこれまでサムライゲストハウスを利用してくれた世界中のお客さん、日本各地のお客さん、僕の友達や知り合い。

従業員の友達や家族のみなさん本当にお世話になりました。

僕の夢に付き合ってくれてありがとうございました。

サムライゲストハウスが終わっても死ぬわけではないので、また世界の何処かで会いましょう。

これは未来への第一歩です。

最後に2日ほど前にFacebookに投稿した内容をコピペしておきます。

お時間あれば読んでみてください。

皆に幸あれ。

【真面目な話。日本でこれから起こるであろう大変なことと、乗り越えるためのいくつかのアイデア】

長いですが…昨日求人出そうと思ってハローワークに行ってまいりまして、ちょっと聞いた話を含めてシェア。

ある研究者によるとこのコロナ騒動による規制や外出禁止は4〜7ヶ月続くと見られているそうで、中国武漢を見ていても初期段階に閉鎖してから解除宣言まで2ヶ月なのであり得る話だなと思います。

なので【これから数ヶ月の制限がある】前提で書きます。

海外の場合(例えばアメリカ)は規制が始まったら企業が即解雇→328万人の失業保険申請という流れになりました。

そして国から給付金が発生し、大家に対しては家賃免除などのお願いをし、大家にも国から支援がされるらしいです。

これは構図としては【国が国民をダイレクトに支援する】というものですが、対象的に日本は【企業が人を支援する】というような構図になっているんです。

ここが大きく違うポイントで重要なポイントです。

ハローワークによると山梨県で大打撃を受けてクローズせざるを得ない近隣観光地のホテルにつとめている人は、一部解雇になった人もいるけど【自宅待機】がまだ多いそうです。

企業が稼働はしてない(売上はない)けど従業員に対して給料の何割か保障して雇用を続けているということ。

どこからそのお金が出ているかというと資本もあるのでしょうが、国の補助金です。

つまり日本の場合は【国→企業→人】という流れなので、企業が潰れたら人を支援する存在がなくなります。

逆にそういう仕組みがないから【牛肉】なのであって、人々もこれまで国ではなく企業に依存してきたからこその結果なのではないでしょうか。

問題はこれが1ヶ月くらいで収まるならいいのですが、4〜7ヶ月も続いていくと企業が経営破綻するか、従業員自身が【5割程度の給料保障じゃ生きていけない】となってしまいみずから辞職するということが起こります。

あくまで規模が大きく資本もある企業の話ですが、中小規模の小さな会社や個人店などは規制が始まったら即解雇せざるを得なくなると思います。

つまり日本もアメリカのように失業者が増えていきます。

そんな状況で次の就職先を探したとしても積極的に雇用をしようという企業がたくさんあるわけではないので、就職の倍率はあがります。

仕事がない間失業保険をもらえたとしても、結局もらっていた給料の全額をもらえるわけではないので【足りないぶんをどう賄う?】という問題が出てきますし、永遠に保険をもらえるわけではありません。

会社や国に頼らず何かしら自力で収入を生み出す力がなければ生活保護を受けるくらいしか回避する方法がなくなります。

会社に就職しとけば安心安全という数十年前の常識は近年すでに幻だったわけですが、それがコロナで露呈した形です。

正社員だから安定なんてもうないんです。本当に。

そして、今突きつけられてる現実に気がついてない人が本当にたくさんいるんだな…という印象があります。

政治批判をしても、なんの意味もありません。今やるべきことはそんなことじゃない。

また、他にも長期化する明確な理由があります。

感染症というのは歴史をみてくと過去何度も流行、パンデミックを引き起こしています。

収束の方法→ワクチンができたではありません。

過去の歴史上パンデミックが起こったとき、ある特定の国、都市、地域で”感染が隅々まで広がって、結果人々に免疫ができたから収束した”のです。

つまり都市、地域の大体の人が感染はするし、その結果どうなるかは個々によるということです。

今国が行っている策は【ワクチンを作る】でも【感染を防ぐ】でもなく【広がるスピードをせめて遅くして病院で治療できる人を一人でも増やす】ということ。

病院がパンクしない限り治療が続けられます。わかりやすく言うと【順番に感染してくださいね】ということ。

だから封鎖とか規制とかするわけです。

感染を遅らせるのだから、終わるまでは時間がかかるんです。

だから【すぐに規制がなくなる】ということはないと思ったほうがいい。

しばらく売上がないかもしれません。

これがリアルなので、今がどうっていうより今より少し先の未来がやばいんです。

今から個々ができる具体的な作戦としては【寄付】がベストだと思います。というか多分それしかない。

今は例えば大震災とはわけが違います。

感染症を広めないために閉鎖しているのであって、交通自体は機能しています。

そして人口密度がたかい都市部が封鎖される可能性が高いだけで、地方は感染者が増えなければそこまで生産が落ちない可能性があります。

落ちたとしても都会とは時差があるはずなので、まだしばらく大丈夫です。

地方は観光業などがヤバイというだけです。現状は。つ

まり大震災時と違って広範囲で生産ができているので、その余力を【寄付】という形で今ダイレクトに影響が出ている都心部の店や人や各地の観光業イベント業などに支援していったらいいのです。

これは食料も同じです。スーパーで買い占めが起こっても、田舎には食べるものがちゃんとあります。

だから寄付する体制さえ整えられれば生活の問題はなくなり、日本や東京が復活する時をジッと待てばいいのです。

首都封鎖というのは、都市→地方への感染を増やさない(遅らせる)という意味で、隔離ではないと思っています。

東京都や国が【閉鎖!】って強行できないのは、経済ストップ問題があるからであって、本当はさっさとした方がいいと思うんですがどっちに転んでもヤバそうだから決められないのだと思います。

個人、店単位で寄付を募りたい方いましたらコメント欄を見て連絡ください。個人でクラファンを立ち上げて支援を募れることが出来ますので、ページを作成して寄付を募ってください。

もう1つ個人的なアイデアとしては来たるべきときに備えて今から下準備を行うこと。

企業→人という流れなのであれば企業に資金があれば失業者は増えません。

国は企業に対して【融資をする】と言っています。

つまり数カ月分の売上を”貸すよ”と。

あげることはできないのです。あくまで貸しです。

だからいずれ返さないといけないのですが、絶対に絶対に経済はいつかは戻ります。

人々も消費をします。活気を取り戻します。

だからそこまで粘れば企業の勝ちなんですが、重要な点は【そのときにどう立ち回るか】です。

すべてが今まで通りってことはありえません。

例えば美容室であれば離れたお客さんが戻ってくるとは限らないのです。

「やっと生活が普通に戻ったのにお客さんがこない!」と言うことがたくさん起こります。

お客さんの数が、お客さんの質が、お客さんの考えが少なからず変わることが予想されます。

国から借りて補填したお金の返済もあります。

そこで売上を伸ばしていけるのか?ここについて対策を今からしていかなけれなりません。

僕がWEB集客できる基盤作ったほうがいいって最近言いまくってるのはそういう未来を見据えた上でのことです。

取り戻すときに乗り遅れたら、結局コロナで受けたダメージが癒えないので厳しくなっていきます。

なので来たるべき規制に備えていろいろと考えたほうが良いと思ってます。

2月半ばから僕も対策に動きはじめてますが、今からでも遅くはないです。

集客基盤構築に関しては依頼してもらえるならお金は後払いとかでも結構ですので不安だったら相談してください。

最後に。13年前、10代だった僕は仕事や生活に対して漠然と危機感を持っていました。

国家資格だから手に職があるからって言って美容師が安定した職業だとは思ってませんでした。

実際社会に出て怪我病気で仕事ができなくなる同僚を見たり、正社員だってリストラされた人がどうなっていくのかも見たり。

正社員だから安定しているなどということは絶対にない。

だから多角的にリスクヘッジをして生きていくというポートフォリオな働き方を目指し、中途半端な野郎だとか周りにいろいろ言われても、僕はチャレンジしつづけました。

語学、WEBもそうだし観光、飲食、コンサル、セミナー、ライティングの仕事もそう。様々なスキルや知識を身につけました。

一本立ちじゃなくて足が三本も四本もある状態にしました。会社も。

だからなんかあっても踏ん張れる。

すぐに倒れない。

僕には子供はいないけど、もし子供や高齢の両親を背負って立っているあなたの足が1本だったら不安定ではないですか?

従業員を背負った状態でも同じです。

今求められてることは【個人の生きる力】だと思います。

このヤバすぎる状況を乗り越える力。

国も企業もどうにもできないとしたら、個人で生き抜くしかない。

小さな美容室、飲食店など個人経営のお店もそうです。

一人ひとりもそうです。

“何とかしなきゃ”

今はまだ規制が始まる前ですがもうすぐ本格的に封鎖などが行われていくと思うので、すぐにやりはじめたほうがいいと思います。1秒でも早く。

この騒動が終わる頃にはいい意味でも悪い意味でも世界は少し変わっていると思います。

でもこの世で自分を変えられるのは自分しかいません。

この先の未来に何を見ますか?

僕は幸せを掴みに行きたいと思います。

変えれるものは良いことならなんでも柔軟に変える。

コロナなんぞに負けるものか…と強く思うのです。