なんかもう自分の中では正直大事件レベルです。
理容師さん、マジ朗報なのでこの記事もしだったらシェアってください。
たくさんの人に知らせてあげたい。
ぜひ最後までお読みください。
昨日は朝6時に起きて電車で栃木県の小山へ…
前日居酒屋で働いていて寝たのが3時すぎとかだったので寝過ごすかもとビビってたのですが、結局電車の中でブログ書いてて寝れませんでした。
朝の栃木は寒いっすね…
そこから茨城県の結城市へ。
実は、理容師組合さんにお呼びいただいて、講演会をさせてもらってきました。(その様子の写真はないけど…)
「海外と日本の美容マーケティングの違いと、今後の働き方」
というテーマでお話させてもらって、旅に出た経緯、旅先で感じたことや各国の美容師と話して得た情報、帰国してからの営業スタイルや経営哲学ちっくなものとかこれから目指したい働き方とかいろいろ。
年配の方が多かったのですが「桑原先生!」とか言われて「なんかこんな若造なのにすいません!」とこちらが恐縮しまくりでした。
お呼び頂きありがとうございました。
過去には国際理容協会さん、理容師カフェさんにお呼び頂いて講演会させてもらったのですが、そのたびに思うこと。
本当に同じ業界なのだろうか…
ご存知の方もいるかもしれませんが理容師と美容師は法律と免許が違います。
同じ髪を切るという仕事なのに感覚的にも仕事内容的にもかなり違う点が多いのです。
そんな中でお話させてもらうとやっぱりこちらも「実際理容師さんはどうなんだろう?」と思ったりすることもあります。
知らないことは話せないので基本的には美容師目線での体験や考えを話させてもらうのですが、できたら理容師さん目線に少しでも近づきたい。
なのでわからないことは結構事前、事後に聞いたりします。
今回は講演会のあとに組合の皆様がランチに連れて行ってくれたので、そこで色々お話を聞かせてもらいました。
「先生!なんでも好きなもの食べてって!」
とメニューを渡されると天ぷらと寿司などまあまあいい値段…
しかし、先生とか言われると恐縮してしまいます。
かなり悩んだのですが、そこは控えめに1番安い980円の丼ものにするわけでもなく、しっかり稲庭風寿司と天ぷらランチ1280円を頼みました(笑)
いつぶりだろう?
寿司なんか自分で食べないからな〜…。
しかし世界を旅したら寿司が食えるなんて。
行ってみるもんです。
さらに…
「ビールでも一杯どうぞ!」
「いや、さすがに…」
「いやいや飲んで飲んで!」
という感じで熱烈なオファーをいただき、茨城名産の武勇を飲んでみることに。
美味しかったです。
食べながらいろんなお話を聞かせてもらいました。
昔のことってなかなか知れないからめっちゃためになりました。
さらに帰り際お土産まで…
何から何までありがとうございましたm(_ _)m
帰りの電車では寝不足も手伝って超爆睡。
新宿に向かうはずが起きたらなぜか東京駅にいました(笑)
家で仮眠して、夜は取材…
と、そんな1日でした。
今回講演会をセッティングしてくださったのは茨城県筑西市でヘアーサロンアオキという理容室を経営する青木さん。
ハーレーダビッドソンに乗ってそうな見た目ですが物腰柔らかく丁寧な方でした。
1日を通していろいろサポートしてもらったのですが、その中でこんなお話を聞きました。
理容師こそブログをやるべき
美容業界もそうですが、理容師業界も古くからの体制がなかなか変わらないそうです。
そういった意味で「成り手も少ない今、なにか変えていかねばならない」ということで僕みたいなのを呼んで頂いたようですが…。
ランチのときに他の方からも聞いたのですが、業界的には全体的に売上が下がり、理容師人口も理容室件数も年々下がっているそうです。
そして顧客の方も高齢化して亡くなったり病気などで来店できなくなったり、ずっと来ていた子供が大人になって美容室に行くようになったりして、やはり減少傾向にあると。
それでいて新規の方はほとんど来ないそうです。
なのでもともとやっていけていた経営が傾き、夫婦共働きになったり夜はタクシーの運転手をしたり…というような状況なのだそうです。
普通に疑問だったので聞きました。
「新規集客はどうしているんですか?」
その答えは驚くべきものでした。
「しません」
「ファッ!?」
まさかの集客しないそうなのです。(※全部が全部ではないと思います)
美容師業界でこんだけ集客がどうだネットがどうだ広告費がどうだ言われているのに、その温度差にめちゃくちゃびっくりしました。
その理由はというと、かつてのバブル時代は当たり前に断るほどお客さんが殺到していたそうで新規集客の必要とかなかったそうです。
その時代を生きてきた方からしたら集客よりもリピーターにさせることのほうが大切だったようです。
なのでその名残があり、集客に全然力を入れてないのかもしれません。
「ネット集客だとかそういうのはよくわからない」というのが本音でぶっちゃけ誰もやってないみたいです。
そんなバカな…と思ったのですが、本当のようです。
ちなみに青木さんは【ヘアーサロン アオキ 理容 美容】というブログを運営していて、そこに髪型の解説を載せているそうです。
月に数回の更新でも全国から新規も来ればテレビの取材もくる…。
もちろん技術や人柄あってこそですが、そもそも発信してる人がいないから無敵状態なのだそうです。
衝撃でした。
他の方がおっしゃってたのは「ネットのことよくわかんねーけどホームページ作ってみたらそれだけでちらほら来るよ」とのことでした。
いやいやいや、マジですか?
美容師業界ではそんなことありえません。
今やもはやホームページなんて持つ意味もあるのか?くらいな感じで、作ったって検索でたどり着くなんてことはまずないです。
例えば僕が働いている高円寺で「美容室 高円寺」と調べてもホットペッパーと楽天でズラズラ〜っと埋まってしまってて、しかもその後に何十件と様々な美容室のホームページが出てくるので、自分の店のホームページに辿り着くのはほぼ不可能です。
ところが半信半疑で「高円寺 理容室」と調べてみると…
1位→CHILL CHAIR | 高円寺メンズ専門美容室
まさかの美容室…。
そしてエキテン、OAZO BARBER、 高円寺 床屋は理容マツバラへ
となっています。
「高円寺 床屋」で調べても同じような感じでした。
高円寺にはたしか30件ほど床屋さんがあるはずなのですがホームページすらたった数件しか出ないという事実があるのです。
まじ驚愕。
まさにホームページ作るだけで来るレベルです。
ちなみに講習に行った茨城県の結城市はどうかというと…
タウンページとかしか出ませんでした(笑)
すぐ効果が出るのになぜやらないのか?
素朴であり最大の疑問です。
え、なぜこの状況でやらないの!?
ネット少しでもかじってる人なら言葉の意味がわかると思います。
青木さんによると「こうゆうの非難されたりする」っていうのと「どうせやっても無理でしょ…」と諦めてる人が多いからだそうです。
つまり昔のやり方にそぐわないからやっても無駄だ…と。
そんなバカな。(笑)
たしかにネットとかよくわからんという世代の方でしたらそうなるかもしれませんが、20代の方とか、40代50代の方でもうまくやっている方はやってますし、無理なんてことはないと思います。
むしろこれだけ競合がいないのであれば効果が出ないわけがない。
僕が理容師なら今この瞬間にブログ開設します。
ブログコンサルとかやっていますが、美容師の方だとターゲットをすごく絞ったり、いろいろと作戦を練ってやっていく必要があります。
ですが理容師さんはホームページ作るだけでいいとか…。
正直に言うと…
もしも理容師さんでそういう所まで気を使って細かくやっていったとしたら、もう集客も売上も普通に何も困らないレベルなのではないかと思います。
それにきっと人生も変わります。
青木さんはイケてる床屋さんを探していたテレビ局にこちらのブログ(【ヘアーサロン アオキ 理容 美容】)を発見してもらって、テレビの取材も6回ほど来てるそうです。
それに全国から来てくれるお客様との出会い…
本来は地域に根付く床屋さんですが、ブログを活用すればもっともっと幅が広がるというお手本のような例だと思います。
だから青木さんは理容師業界におけるブログの可能性を伝えたくて、僕みたいなのを呼んでくれたとのことでした。
しかし本当にびっくり。
もしこれを読んでくれた理容師さんがいたらぜひブログやってみてください。
よくブログとホームページは違うと思ってる方がいますが、ウェブサイトなので同じです。
しかも作るのなんか簡単です。
ほんとブルーオーシャン。
そしてぜひこれを読んだらお友達にも知らせてみてください。
何かが変わるかもしれません。
もしブログの事などよくわからなかったら何でもお気軽にご相談ください。(下に問い合わせ有)
これでも運営3年、ブログ集客だけで1年お店やってます。
きっとなんか手助けできると思います。
いやー…
しかしめっちゃチャンス。
理容師になろうかな(笑)