ちょっと素敵な記事を見つけた。
最近ありがとうと言ってない人へ↓
米の力ってすごい・・・
じゃなくて、ありがとうの力って一体・・・。
僕は美容室で働いていた時、毎日来るお客さんに”ありがとう”を言っていた。
そりゃあお金を払ってくれるんだから礼は言うでしょう!
そう言われたらそれまでだが、それはやっぱりやる気ないコンビニ店員とかの”ありがとう”とは違うと思ってた。
お金払ってくれてありがとうというよりは、来てくれた事にありがとう。
そして喜んでくれた事にありがとう。
喜んでくれたらこっちも嬉しい。
そんな気分にさせてくれてありがとう。
そんなチャンスを僕にくれてありがとう。
・・・と、なんだかそんな感じだった。
僕はこの人生で何回”ありがとう”を口にしただろう?
昨日なんかたぶん20回は言った気がする。
もしかしたらかる〜い”ありがとう”だったかもしれないが。
でもふと考えてみたら、ありがとうってあんまり言わなかった時期ってあるなって気がつくいた。
例えば高校生の時。
1週間に1回くらいしか言ってなかったかもしれない。
その心には「やってもらって当たり前」というクソったれな概念があったように思う。
親がご飯を作ってくれて当たり前、先生が面倒見てくれて当たり前、友達が遊んでくれて当たり前。
そんな気持ちがあったからたぶん普通に出てこない言葉だったのかなと思う。
学生が終わって社会人やってたってそういう人、または時期ってあるんじゃないかと思う。
朝家を出て、夜帰ってくるまでの間あまり人と関わらなければそもそも言う機会がない。
職場でも「おはようございます」「お疲れ様でした」ですんでしまうような環境であればやっぱり言う機会があまりない。
なんだかそれって勿体無いことだな、と。
旅に出てから思ったこと。
世界どこでも行く先々、出会う人々、みんながみんな本当に良くしてくれる。
危険だとか言われる地域であったとしても。
僕の場合、誰かがしてくれた事に対してお金やモノで返すことができないことも多々ある。
なぜなら旅人という身分上どうしてもいろいろ不自由な部分があるから。
なぜこんな訳のわからん日本人に?って不思議を通り越して怪しんでしまうくらい良くしてもらうことも度々ある。
そんな人たちに僕からは何もお返しが出来ないからこそ、せめてちゃんとお礼だけでも言うようにしてる。
人として当たり前の事かもしれないけどね。
実はリアルタイムで今日ミネアポリスという街からシカゴにやって来ました。
アメリカ、ミネソタ州のミネアポリスって聞いたことありますか?
結構知られてないようで、ニューヨークやロスなんかに比べると圧倒的に訪れる日本人は少ないんだそう。
なぜ僕がここに訪れたか。
実は日本で出会ったアーティストの友達がいたからなんです。
見た目ヤンキー(笑)
ま、ただそれだけの理由。
彼とあったのは2年前、顔のでかい友達が彼が帰国したタイミングで引き合わせてくれたんだ。
その時は上野で一緒に酒のんだっけ。
「アメリカくるならよってよ!ビール用意しとく!」
その誘いにのり、ミネアポリスまでわざわざ行ってみたんだ。
“わざわざ”というのは観光客があまり訪れない理由として位置が結構微妙なところにあるからあえて言ってみた。
駅まで迎えに来てくれて久々の再会を果たしてから出発するまでの3日間、本当にいろんな事を僕のためにしてくれた。
何人ものアツい友達を紹介してくれたり、パーティひらいてくれたり、あっちこっち連れて行ってくれたり、髪切るってのも友達で切りたい人集めてくれたりといろんな事をしてくれた。
なんなら申し訳ないことにほとんど奢ってもらってしまった。
もうどうお礼を言っていいのやら・・・という感じで。
彼はYuyartという名前でアメリカで活動する群馬のちっこい村出身のアーティスト根岸優也氏。
写真は彼の作品の前にて。
4年前にアメリカに渡ってミネアポリスを拠点にいろんな活動をしている。
超有名アーティストと一緒にでかいボブ・ディランの壁画を書いたりと結構活躍してるらしい。
ボブ・ディラン前にて。
近い将来の夢はアメリカ全州で壁画を描くことだそう。
街を一緒に歩けば「Hey!! Yuya!! What’s up!!!」といろんな彼の友達に声をかけられ、知らん人からも「I love your work man!」と声をかけられるほどの有名人だった。
2年前に東京で会った時はここまですげー人だとは思わなかった。
この実力主義のアメリカで日本人がここまで有名になるってなかなかできることじゃない。
※気になる人は最後にSNSのリンク張るのでフォローしてみてください。
僕は彼と3日間行動をともにしてみて、彼がアーティストとしての腕だけでのし上がったとは思えなかった。
確かにそのセンスはさることながら、きっと人柄って部分が大きいのかなと。
自分の気持ち、感情を言葉にして人に伝えるのが驚くほどうまい。
「あなたのことが好きだ」「会えて嬉しいよ」と男女問わずそういう事がサラッと言える人だった。
ちゃんと”ありがとう”が言える人だった。
最終日の夜、僕が持ち歩いてるノートに一言書いてもらってる時に、いきなり泣き出した。
どうしたんすか!(笑)
そう声をかけると「だってきてくれたからさ、ありがとう」
そう言われてこちらもなんだか泣きそうになってしまった。
それにこの人とは今後もどっかで会うんだろうなーとぼんやりした確信みたいなものを感じた。
どんなに思っていたとしても、感情というのは目に見えるものじゃないから、どんなに親しい相手でも、嫁でも、親でもやっぱり言葉にしないと伝わらないことってあるんだと思う。
わざわざお前のことが嫌いだ、という必要はない。
でも、お前めっちゃいいやつだな、大好きだよ、そう言われたら照れくさいかもしれないが嬉しいはず。
男女関係なく、そういう事を口にできる人ってすごく得だし素晴らしいと思う。
だって相手をハッピーな気持ちにするんなら最高じゃん!っていう。
あの記事も、Yuyaさんも気持ちを言葉にすることの大切さ、言葉のもつパワーをあらためて教えてくれた。
本当にあのビンに入った米は、ありがとうと言われ続けたことにより腐らなかったのか、果たして別の理由があったのかは僕にはわからない。
ただ、コトダマとか言われるように言葉には不思議な力が絶対あると思ってる。
“ありがとう”の一言ってやっぱすごい。
感謝する気持ちを言葉にするのって人を幸せにするだけでなく、自分も幸せになれる。
最近身近な人に”ありがとう”を言ってない人はぜひ言ってみてください。
親にでも、子供にでも、嫁にでも、同僚にでも。
・・・どうなるかは知りません。
でも悪くなることは絶対ないはず。
Thank you…Gracias… Dank u… Merci… Danke… Σας ευχαριστώ… Grazie… Obrigado… Ďakujem vám… Cảm ơn bạn… ຂໍຂອບໃຈທ່ານ… धन्यवाद… شكرا لك… 谢谢… 고마워요…ありがとう
世界中どの言語にもあり、どの人種でも言うワード。
当たり前なことだけど、やっぱりめっちゃ大切な事。
さいごにインフォメーションを。
彼のインスタグラムとフェイスブックページです。
yuyart instagram →yuya negishi
yuyart facebook page → Yuyart
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