九州宮崎から【高菜尊】っていうケガした猫がお引越ししてきた話。

うちには今卑弥呼様という猫がおります。

7月1日に僕が運営する美容室の横にめっちゃ捨てられていたところを拾いました。

拾った理由は直感としか言えなくて、なんとなくなく足が折れてたのがかわいそうとか思ったのもあると思います。

その日のうちに病院に行って、手術が必要だと…

それでいろんな人にありがたい支援していただき手術は無事に成功し、今では卑弥呼様は僕を無視するようになりました。

元気になりすぎて忘れてしまったのでしょうか。

実家に最近はいるのですが、僕が久しぶりに実家に帰るとチラッと見て猛ダッシュして消えていきます。

卑弥呼様のインスタグラムを運営してるくせに写真がとれずに更新が滞っております。

拾ってきた日はこんなに小さかったのに。

今は3倍くらいのデカさになり、女王の貫禄が出すぎてもうね。

思春期の子供がいる親はこんな気持ちなのかなと。

嗚呼、成長すごいなと(泣)

実はそんな卑弥呼様に急に弟ができることになりました。

怪我した猫の高菜くん

もうかれこれ1ヶ月くらい前になりますが、なんとなくフェイスブックを見てるとこんな投稿が…

おおお…なんか卑弥呼様とめっちゃかぶる。

なんとなくなくこういうのはすぐに里親が見つかるものだと思ったのと、面識がない人だったので迷ったんですけどもメッセージを送ってみました。(ブログ経由でフォローしてくれてたらしい)

卑弥呼様を見てもらった獣医さんが言ってたんですけど、怪我した猫は引き取られにくいそうです。

手術などのお金がかかることもそうだし、やはり健康な猫のほうが好まれると。

引き取られにくいと知ってて卑弥呼様を拾ったわけじゃなかったけど、言われたら確かにそうなのかなと思いました。

だからきっとこの子もそうなのかな…と。

勢いでメッセージを送ってみたら、まだ見つかっていなかったということで、なんかトントン拍子に引き取ることになりました。

その後の広い主さんの投稿。

ナゼか名前が高菜(笑)

ところがよく見てみると宮崎県在住との事で、困っためちゃ遠いなと。

一体どのようにしたらいいのかわからなかったんですが、とりあえず手術を何度もする必要があるかもしれないとかで時間がかかるようだったので保留に。

メッセージのやり取りだけはたまにしてました。

あとはこのような投稿をしてくれてたので、ああ元気になってるのかな…と。

九州宮崎から山梨に高菜がやってきた

僕は最初宮崎までお迎えに行こうと思ってたんで新幹線+車か…フェリー+車か…飛行機+車か…などといろいろ考えていました。

どうしたら僕たち&猫に負担がないかな…と。

そしたらとりあえず東京まで飛行機で来ていただけることになり、なんかそのままの流れで羽田→山梨までバスで来てもらえるとのことで…!

申し訳なく思いつつも、山梨に来るのも初めてとのことでそういう形になりました。

そして昨日10/1

世の中が増税増税と言って沸いているなか無事に山梨に到着。

思ったより小さい。

聞けばまだ生後2ヶ月なのだそう。

卑弥呼様を拾ったとき推定3ヶ月くらいだったので同じような感じ。

なんか目をキョロキョロさせてビクビクしてました。

超長旅の末いきなり知らんやつの家にほうりこまれたらそりゃそうなりますよねって。

足も切断するレベルだったけどなんかうまいこといったらしくてもう手術はしなくていいし、ちゃんと歩けるとのことで。

ほんとによかった。

サムライゲストハウスの階段が気にいったらしい。

すぐに慣れてくれるといいな。

(卑弥呼様ほど慣れてくれると寂しいのでほどほど希望)

その日はせっかく山梨に来てので…って事で観光したかったけどもう暗闇だったので、名物の焼き鳥と郷土料理を食べてもらい就寝。

翌朝ゲストハウスで高菜と別れを告げ、ゲストハウスを出発しました。

最後の記念撮影。

今回広い主さんはなんと1歳の娘さんと、職場の同僚と夕方ついて翌朝出るという超ウルトラ弾丸で山梨に来てくてれました…!

娘さんもお別れ。

また会いに来てね!

その後バスの時間まで無理やり観光。

富士山がキレイに見えたのがせめてもの幸い!

よかったです。

高菜の名前はタカナノミコトに決まりました

さて、ナゼ彼が高菜になったのか…

拾い主さんは宮崎のスーパーで働いており、そのスーパーの裏に猫がいたそうです。

とりあえず病院に運ぶにあたり高菜の入れ物に入れて運んだから【高菜】にしたと。

そして拾い主さんが「なんかいい感じの歴史的な名前つけてください」とのことだったのですが、高菜と言われたら高菜な気がしてきて…(笑)

でもせっかくなのでフッと降りてきた「ミコト 尊 」にしました。

理由は、高菜が拾われたのが宮崎県の高千穂峡の近くの街。

天孫降臨神話の場所だったのです。

富士山の神社が地元にあるのですが、その主祭神が木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)と呼ばれる神様で、天孫降臨してきた瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)と結婚したのです。

宮崎と富士山、なんかこの関わりは偶然ではない気がしたのです。

とはいえニニギノミコトは呼びにくい上に知名度がイマイチ。

…ということでニニギノミコト→タカナノミコトにしようと。

ミコト(尊、命)というのは神話の世界で使われる敬称です。

様とか殿みたいなものです。

特に重要な神様は【尊】という文字が使われます。

日本武尊(ヤマトタケルノミコト)のように。

つまりニニギノミコト→瓊瓊杵(ニニギ)の部分が名前であると。

じゃあせっかく高菜という名前をもらったので高菜は残して高菜尊(タカナノミコト)でいこうと。

タカナ様でもミコト様でも好きに呼んでもらえばいいです。

ミコト様は敬称+敬称でおかしいんだけど、まあノリで…。

高菜尊のこの「え?」みたいな顔がすごい好きです。かわいい。

明日は卑弥呼様と顔合わせ。

なんとなく卑弥呼様がいじめちゃいそうで、どうなることか心配です…

なにはともあれ超超エリート株式会社にあたらしい仲間が入りました。

ぜひ会いに来てくださいね。

宮崎でひろって手術して、山梨まで送り届けてくれた拾い主さんが繋いでくれた小さな命。

まだ2ヶ月で小さいですが僕も大切に育てていければと思います。

インスタグラムも卑弥呼様アカウント→卑弥呼様&高菜尊様アカウントに変更しますのでフォローしてみてくださいね。

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