【世界一わかりやすいラグビー解説】高校3年間ラグビー部で県選抜にも選ばれかけた僕がにわかに解説するお。




コラム

こんにちは。元ラガーマンのJUNです。

わたくし、普段はサムライゲストハウスほうとうやうどんを作る体験教室をしたり、愛する猫の卑弥呼様と高菜先生に踏み台にされたりしているわけですが…

実は高校時代3年間ラグビー部のスタメンとして活躍?し、副キャプテンをつとめ、県の代表選抜に選ばれるもめんどくさくて辞退するという異例の経歴の持ち主でもあります。

ものすごく突然ですが、本日は世界一わかりやすくラグビーの解説をにわかにしてみようと思います。




世界一わかりやすいラグビー解説

なんかとてつもなく沸いておりますね、日本。

多くの方が日本代表チームの応援をされていると思いますがこのような声をよく聞きます。

「頑張れしか言えない」

「何やってるかよくわからない」

「アメフトと何が違うの」

「後ろにパスする以外のルールがわからない」

そう、圧倒的にラグビーのルールを知らない方が多いようなのです。

まずラグビーという競技がサッカーや野球に対して残念ながらマイナーであること、そしてそもそもルールがウルトラ複雑であることが原因です。

これはマジ話なのですが、僕は高校3年間ラグビーをやっており、1年生からスタメンでやってましたが2年生になる頃まではさっぱりわかってないままプレイしていました。

卒業する時にやっとなんとなく理解できたかな…くらい。

実際日本代表でさえ完璧にルールを覚えてるわけではないらしいです。

なので見る方も当然のごとくルールを全部覚える必要はないんですね。全然ザックリで大丈夫です。本当に。

ただザックリ知っていて見るのと、知らずに見るのでは面白さが全然違います。

なので20日の南アフリカ戦の前に僕に解説をさせてください。

お願いします。

ラグビーワールドカップに挑む日本代表 全31人選手名鑑 その2 【LO・FL・NO8編】 | ラグビーリパブリック
トンプソン ルーク (LO) 「オールアウトのリアルLO」 生年月日:1981年4月16日生まれ 年齢:38歳 出身地:ニュージーランド出身(日本国籍) 身長/体重:196㎝/110㎏ 現所属クラブ:近鉄ライナーズ 多くのファンが、この人の代表復帰を待ち望んでいた。いつだってオールアウトのリアルLO。献身という言葉がジ...

はじめに基本ルールを覚えましょう

まずラグビーの基本ルールは最低限覚える必要があります。

  • ラグビーの考え方
  • プレイ人数とポジション
  • 点数について

ラグビーの基本的な考え方は【ラグビーは陣取りゲームである】ということ。

前後半40分のゲームの中でボールを敵陣ゴールラインの向こうに運び、点を多くとったほうが勝ち。

このルールは絶対に覚えておく必要があります。

ラグビーはボールの取り合い押し合いへし合いの競技であり、ボールを持ってるチームは敵陣の最終ライン突破をあの手この手で目指し、ボールを持っていないチームは必死に守ってボールを奪い返す。

シンプルにそのような競技なのです。

そしてラグビーはサッカーと違い誰が守って誰が攻めて…という概念ではなく、全員で守って全員で攻めるというスポーツです。

そのため、守備も攻撃もチームワークがより求められます。

固い守りを突破するためにあれこれと作戦をたてるわけですが、それがまたより一層ラグビーを複雑なスポーツにしているように感じられます。

また選手にはそれぞれにポジションが振り分けられており、そのポジション毎にやる事が大きく異なります。

ひとつひとつのポジションをよく理解して試合を見たほうが楽しめますが、今回は世界一わかりやすくするためにポジション毎の解説は省きます。

ラグビーはとりあえず敵陣のゴールラインを目指すスポーツ!
みんなで守ってみんなで攻める!

これでラグビーの基本は完璧ですね。

プレイ人数とポジション

ラグビーは1チーム15名が出場します。

その15名それぞれにポジションが振り分けられており、その点はサッカーをイメージすると良いでしょう。

それぞれのポジションについて

ポジションは大きく3つにわかれます。

背番号 ポジション
1〜8 フォワード
9 ハーフ
10〜15 バックス

このフォワードの中でさらにプロップ、フッカー、ロック、フランカー、ナンバーエイト

バックスはハーフ、スタンド、センター、ウイング、フルバックと言う呼び名のポジションに分かれます。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/rugby2019/japan-team/

フォワードの仕事と特徴

フォワードポジションの最大の特徴は【力仕事】だと言えます。

ペナルティの時に行われるスクラムと呼ばれるものをするのもフォワードです。

味方が攻めて行った時にグシャグシャーってなるアレの現象をおこすのもフォワードです。(理由は後ほど【ゲームの進行】の項目で説明)

とにかくフォワードは力仕事ばかりで地味で大変でキツイ。

そして臭い。そんなポジションです。

ちなみに僕はロックというポジションをやっていましたがスクラムの真ん中です。

ムキムキ野郎が16人グシャっと固まった中心はそりゃもう臭いのなんの。

3Kとか言われていました。

臭い・汚い・キツイ

力仕事が多いため基本的にはガタイMAXの体格が良い人がやるポジションになります。

バックスの仕事と特徴

バックスの仕事は【走る】ことです。

よくトライを取るのもこのポジションです。

フォワードは力で押すような攻め方をするのに対してバックスはパスを回して敵を抜き去るようなイメージです。

バックスは攻撃時にラインと呼ばれるもの作ります。

モールやスクラム(つまりボールがありくしゃくしゃになってる起点の場所)に対して斜めに攻撃ラインを作ります。

スタンド、第1センター、第2センター、ウイングという構成になり、場合によってはフォワードやフルバックも攻撃に参加します。

そのためバックスポジションの選手はみな足が早いのです。

守る側は基本的に同じポジションの人に対して守備に付きます。

つまり敵の第1センターが突っ込んできたら第1センターがタックルに行く…基本的にはこのような事になります。

トップスピードでぶつかるのでもはや交通事故です。

バックスがうまくパスを回していくと守りがいなくなる事があり、そのまま走り抜けてトライ成功というパターンがあります。

1番端っこにいる人。

つまりウイングがそのチャンスを掴む可能性が高いので、トライ確率もあがります。

松島選手のポジションがそのウイングです。

https://matome.naver.jp/m/odai/2140394853799337801より

ハーフの仕事と特徴

ハーフはフォワードとバックスのつなぎ役という特別なポジションです。

スクラム時や、ボールの奪い合いでくしゃくしゃになったときにボールを手で取り出してバックスにパスを回す役割があります。

人とぶつかる事は1番少ないポジションなので体が小さくてもできるポジション。

そのかわりとにかくボールを追いかけなければならないのでめちゃくちゃ走ります。

デカくてゴチャゴチャしてる人はフォワード!
足早くて走ってる人はバックス!
なんかパスばっかしてる人はハーフ!

これでポジションについては完璧ですね。

点数について

次に得点のルールです。

  • トライ(5点)
  • コンバージョンゴール(2点)
  • ペナルティゴール(3点)

これだけ覚えれば完璧です。

敵陣のゴールラインを超えてボールを地面にタッチする「トライ」をすると5点が入ります。

トライをするとそのあとにキックをするチャンスがあたえられ、ココに入れると2点(つまり合計7点)

トライした地点の延長線上のどこかでキックを行うので、できるだけ中心部でトライしたほうがキックの成功率は当然上がります。

ペナルティゴールとは、相手チームが反則をした際に選択できるキックの事です。
このペナルティゴールが決まると3点が加算されます。

敵陣でタッチしたら5点!
その後のキックは2点!
何かわからないけど反則してゲームが止まって蹴ったら3点!

これで得点は完璧ですね。

ゲームの進行について知ろう

基本情報が完璧にわかったところで今度はラグビーのゲームの進行についてです。

  • ゲームの基本的な進行
  • ラインアウトについて
  • キックについて

ゲームの基本的な進行

シンプルです。

ラグビーは最初に書いたようにとにかく自陣を広げ、敵陣のゴールを目指すスポーツです。

なのでサッカーのようにバックパスなどすることはなくひたすら前に進んでいきます。

ボールを持った選手が走ると当然陣地が広がっていくので、守る側は必死に止めます。

そのためにタックルをして相手を倒します。(これがほんとに痛い)

ある意味ドMな人じゃないとラグビーはできない気がします。

めちゃくちゃデカイ男がダッシュしてきてそれに自らの意思で激突しにいくわけですらね。

ラグビー素人なら全身の骨が砕けそうな究極クリティカルヒット集!(タックル・バンプ・ハンドオフ)◉Rugby Big Hits

タックルをして倒れた相手からはボールを奪ってOKなので、ボールを取りに行くわけなのですが、そのボールを取りに来る人を止めるためにぐちゃぐちゃっとなるわけですね。

そのぐちゃぐちゃからハーフがボールを取り出しバックスやフォワードにパスをだして攻め続ける…というわけです。

  • ペナルティを犯す
  • ボールを奪われる
  • タッチラインを出る
  • トライをとる

このいずれかをやらない限りずっとマイボールということです。

攻める側

  1. 味方が攻める
  2. タックルで倒される
  3. 痛い
  4. 相手がボールを奪いに来る
  5. その相手を止める
  6. ハーフがボールを出す
  7. 1に戻る

守る側

  1. ディフェンスラインをつくる
  2. 敵が攻めてくる
  3. タックルする
  4. 痛い
  5. 相手のボールを取ろうとする
  6. 敵のハーフがボールを出す
  7. 1に戻る

【補足】ディフェンスについて

ディフェンスをする際はボールより向こうへ行ってしまうとペナルティになるので、ボールのある場所でディフェンスラインをつくります。

ハーフがボールを投げると同時にディフェンスラインが上がるので、選手が一斉に飛び出します。

ゲームの流れはボールを持って走る→タックルされる→パスを出す→走る→タックル→パスを出す→走る→タックル→パス→走る→倒す→投げる→走る→…

これでゲームの進行については完璧ですね。

ラインアウトについて

ラインアウトとはサッカーで言うところのスローイングみたいなものです。

タッチラインの外にボールやボールを持った選手の体が出た場合は相手ボールになってゲームを再開します。

昔のラグビーはそれこそスローイングみたいにボールをぽいっと投げてたようですが、現代ラグビーではジャンプしてボールを取り合います。

このラインアウトにもフェイントや作戦があります。

YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

このラインアウトはフォワードの仕事です。

ラインアウトはとりあえずフォワードがジャンプしてボールを取る!

これでラインアウトについては完璧ですね。

キックについて

試合中心突如としてボールをキックすることがありますよね。

あれはなんの意味があるのかといいますと、ラグビーではパスは後ろにしか出してはいけないけど、キックに関しては前に蹴ってOKというルールがあります。

ボールを蹴り飛ばしたら味方はボールを追いかけて走ることができます。

つまり、ボールを思い切り蹴飛ばすことで自陣のエリアが広がります。

ただ当然相手がキャッチする可能性が上がるので結果的に相手ボールになってしまうこともありますが、自陣のエリアはそれでも広がります。

ギリギリのところまで攻められてボールを奪い返したシチュエーションを想像してみると、マイボールにも関わらず自陣がほとんどない状態でいわゆるピンチなわけです。

そういう時に蹴り飛ばすわけですね。

もしうまい具合にボールを蹴って味方がキャッチしたら一気に前進した事になるので、そういった意味でキックをすることもあります。

【ハイライト】日本 vs. スコットランド ラグビーワールドカップ2019 プールA

こちらの動画は先日の日本×スコットランドの試合ですが、日本代表は戦略的にキックをしてトライにつなげました。

1:00〜見てみてください。
ボールを持っていない選手へのタックルはペナルティになるので、うまく行けばこのようにトライに繋がります。

これは技術的にも素晴らしいもので、普通のトライに比べて難易度も高く評価されるべきトライなのです。

とりあえず自陣でピンチのときに蹴り飛ばす!

戦略的に蹴ることもある!

これでキックについては完璧ですね。

ペナルティについて知ろう

ラグビーが難解なのはペナルティがありすぎるからだと思います。

そして、ペナルティの種類により試合の再開方法が異なります。

さらに試合再開方法は選ぶことができるのです。

つまりラグビーのルールが複雑なのはその選択肢の多さにあるわけです。

ペナルティの際は以下の選択肢から選びます。

  • スクラム
  • タッチキック
  • タップキック
  • ペナルティキック

スクラムとは

スクラムはフォワード同士が組みます。

スクラムの定義はこのようなものだそうです。

スクラムの目的は、軽度の反則あるいは競技の停止があった後、早く、安全に、公平に試合を再開することである。

と言う割には大掛かりだなぁ…と思ったりします。

スクラムが回転したり崩れたりするとやり直しにもなりますし。

バスケットボールのジャンプボールなどと近いイメージですね。

タッチキックとは

わざとコートの外に蹴り出します。

ペナルティのあとのキックは外に出してもマイボールのラインアウトになるので、一気に陣地が広がります。

タップキックとは

足にチョンとつけて(キックしたことにして)パスを回してプレイ続行することをいいます。

ペナルティキックとは

ペナルティキックとはココを狙うキックのこと。

サッカーで言うところのPKやフリーキック、バスケで言うところのフリースローと同じです。

トライ後のキックは2点ですがペナルティキックは3点になります。

ハーフラインより手前だとゴールを狙うのは難しいのですが、敵陣のゴール近くでペナルティがあった場合はペナルティキックを選択することもありますが点差や状況にもよります。

例えば試合時間残りわずかで2点差の場合はペナルティキックで逆転が可能になりますので、守る側は自陣でペナルティを絶対におこせません。

サッカーのPKと同じですね。

3点差以上の場合はキックは行わずトライで逆転ができるのでトライを狙います。

2015年、日本が世界最強の南アフリカと対戦したときのこと…

試合時間残りゼロ(ロスタイム)で29-32で日本は負けており、日本のラストチャンスという状態で南アフリカがペナルティ。

フリーキックを蹴れば同点になるところをスクラムという選択をし、トライを狙いに行きました。

ミスを犯したり笛がなったら負けという状況でうまくパスをつないで見事にトライをしてロスタイム逆転大勝利をしたのです。

逆転勝利に感動!【Last 10min】Rugby World Cup 2015 Japan vs South Africa

4:00〜これは感動するので絶対に見てください!

まじあげぽよです。

ペナルティの時は選択ができる!
蹴ると3点!
自陣でのペナルティは致命的!

これでペナルティキックについては完璧ですね。

代表的なペナルティ

ペナルティは無数にありますので覚えなくてOKです。

笛がなったら「なんかやらかしたんだな」くらいで大丈夫です。

3つくらい代表的なものをあげると

スローフォワード

前にパスを出してしまった。相手ボールのスクラムとなる。

ノックオン

ボールを前に落としてしまった。相手ボールのスクラムとなる。

ノットリリースザボール

タックルされたプレーヤーがボールを放さなかった。相手ボールのペナルティキックとなる。

世界一わかりやすいラグビー解説まとめ

  1. ラグビーは陣取りゲーム
  2. 得点は5点、3点、2点
  3. とりあえずボール持ったら走る
  4. 前進しかしない
  5. とりあえず走ってる奴を倒す
  6. 倒れたらまたパスをだす
  7. フォワードはデカイ人
  8. バックスは足が早い人
  9. ペナルティはいろいろあるけど無視
  10. ペナルティのあとは選択肢がある
  11. ラグビーは痛い
  12. ラグビーは3K
  13. でもすごく素晴らしいスポーツ
  14. ラグビーはおもしろい

これであなたもにわかファンを卒業してラグビー通になりましたね!

ぜひ20日の南アフリカ戦は楽しんで応援・観戦してください。

頑張って書いたので是非いろいろな方に読んでいただきたいなと思います。

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がんばれニッポン!!

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