集客のためのブログ・SNS・チラシポスティング…はやめたほうがいいと思う。
毎日ブログを更新したり、SNSに写真とか店の予約状況アップしたり、たまにチラシを配りに行ったり…
理由は1つで「めっちゃ大変じゃない?」ということ。
それが1日5分10分だとしても効果がよくわからないならモチベーションは続かない。
それでもやり続けるのは結構精神的にはツライものがある。
“意図して“効果が出るブログを毎日書くのと、効果が出ていないのに毎日書くブログとは性質が全く違くて、筋トレやランニングやダイエットも同じなのではないかと思う。
効果が出るから楽しく続けられるのであって、出ないのであればやり方を考えるのか止めるかしないとただただシンドイ。
僕は美容室とか店舗で集客や求人のためにSNSへポストすることやブログ更新することは後者の場合が多いと思っている。
仮にそれで集客ができたらお客様が増えるのでSNSへの投稿頻度は下がるはず。
なぜ何年も変わらないのか。
目的と手段が混同しているような、そういう事も多々あるのだなと美容室オーナーさんから相談を受けたりして思うことがよくある。
集客は自動化がマスト
WEB集客の優秀なところは【自動化】がしやすいところにある。
僕自身自社でいろいろとテストをして結果を出したけど、自動化してしまえばSNSは開くことさえない。
自社店舗に関してはインスタ、ブログ、フェイスブック…etcに関しては何1つとして運用してない。
“したほうがいい”のは間違いがないのだけど、そこまでする必要がないくらい結果が出ているからやってないというか。
自動で集客ができるカラクリは大雑把に言うと
- サービス作り込み
- HPなど媒体作成
- WEB広告運用
この3つをやるだけなんで、方法は公開されてるんだけど実際やるとなると難しいこともある。
なので美容室向けの集客のサポートみたいなことをしているわけなのだけど、ホームページを作っているわけではない。
ホームページは作っても意味がない。
①と③も重要で、セットでやらないと効果は期待できない。
①だけ頑張って②③がおろそかなのが従来の美容師の考え方としてはよくあるもので、技術がすごくてもそれをお客さんが知らなければやっぱり効果はでない。
③だけコストかけても効果が出ないのは掲載型の広告サービスなどがそれ。
全部ちゃんと整備することで自動化ができて、売上も生産性もあげることができる。
美容室に限らず、あらゆる職業に当てはまることだと思う。
新しいモデルが流行るであろう
僕は2022年以降の美容室界隈では【既存のビジネス+α】のモデルが増えていくと思っている。
わかりやすいイメージで言うと炭酸ヘッドスパとかデジタルパーマとかかつてメーカーとディーラーが【商材と機械とサービス】をセットにして導入を促してきたアレみたいなもの。
ただしそれはメニュー単体のことや商品単体のことではなく【ブランドそのもの】だと思う。
なぜガストに唐揚げ屋が入っているのか?
場所の有効活用、稼働率を上げるため、生産性を上げるため、広告コストをさげるため。
そういう意図がある。
美容室だって、今までやってきたブランドに上乗せすれば良いと思う。
やめる必要はない、看板もかえる必要もない、既存のお客様には迷惑をかけないで、ただ今のブランドに+αをする。
環境を変えずに売上も顧客も+αになる。
そんな合理的なブランディングを僕はおすすめしている。
自社で現在4ブランドを持っていて、自社サロンに関しては1店舗に3ブランドが共存しているけどまったく何も問題がない。
これは5年前東京で美容室を始めた頃に思いついたもので、3年前から検証していたので確かな手応えとデータがある。
僕はこの+αのブランドをいろんなサロンに提供していきたいと考えている。
- 過去に効果が出てるブランド
- マーケティングも成功している
- 導入しやすい
- 導入コストがかからない
- 既存ブランドを邪魔しない
なので入れるメリットはあってもデメリットはほぼないと考えている。
かつてメーカーディーラーができなかったことは【商品とサービス】こそ提供できても【集客】まではセットでやれなかった。
これができる。
自動化できる集客ツールとサービスがセットになっていれば、あとは技術がある美容師ならその日から対応することは可能だし、ブログやSNSをやらなくてもいいので時間的にも精神的にも余裕はできると思う。
毎日頑張らない経営のほうが絶対にいいし、確かに口コミや紹介で来てくれるサロンとか理想だけどそうなるまでにかなりの時間がかかってしまうし他力本願なのは良くないからなるべくストレスフリーな経営を行うためには集客自動化は必須じゃないかと思う。
それに美容業界はWEB集客の競合性がとてつもなく低いから、店舗数が多くてもレッドオーシャンでチャンスがある。
ただしチャンスがあるというのは”やれば”の話で、裏を返せばやらない人が多すぎるからレッドオーシャンであるということ。
気がついててもやらない人もたくさんいる。
そこに人生や職場環境をより良い方向に変える勝機のようなものがあると僕は考えている。