仕事の集中力が切れてツイッターみてたらオワコンニュース見つけたから記事にすることにしました。
働き方改革担当部署が残業200時間
長時間労働の改善など、働き方改革を進める厚生労働省の担当部署で先月、残業時間が最長で200時間に上っていたことが分かりました。
厚労省の関係者によりますと、働き方改革関連法案の作成などを担当する部署では、職員の残業時間が先月20日までの1カ月間で平均177時間でした。なかには労災認定の基準となる、いわゆる「過労死ライン」の倍にあたる200時間の残業をした職員もいました。働き方改革の関連法案を巡っては、裁量労働制の不適切なデータ問題で先月下旬から1万件のデータを精査することになり、職員の残業時間はさらに増えているということです。ある厚労省の職員は「健康被害が起きる前に対策が必要だ」と話しています。
いや…普通に考えて鬼畜すぎるでしょ。
笑っちゃダメですけど、笑っちゃうレベル。
社員の方は気の毒でなりませんが、これがリアルってことですよね。
「変えよう!」って言ってる国が雇ってる人たちをそうやって扱ってるのに何をどう改革していくのかと。
もういい加減いろいろオワコンすぎるので皆さんマジで気がついたほうがいいですよ。
ハッキリわかってることは、働き方なんかぜっっっっっっったいに変わらないですから。
人に頼ってる限りは
「あ〜もっと休みほし〜」
「あ〜給料ほし〜」
「毎日ツラタン。シクシク」
「政府が副業を解禁したけど会社が〜」
「ベーシックインカムとかいうの欲しくね」
とか言って口以外は何も動かさず、他力本願or現状維持し続ける限りは100億万%何ひとつ変わらないと思います。
こういうNEWSの存在意義は「あれ?政府クソじゃね?」とか言うためにあるわけじゃなくて「あれ?これじゃ自分でやるしかなくね?」って気付く人を増やすためであるべきだと思うんですよ。
意味ない批判や笑い話で終われない。
都合のいいとこだけ国に頼るとかやめたほうがいい
ある程度のガイドラインを国が決めてくれたとして、だからなんだって言うんだ…と僕は思ってしまいます。
だって普通になんで今過労死とかする人いるのって話で。
労働基準法があって何かいいことあるの?ってブラック企業で働いたことある人は思わないんですかね。
あんま法律とか意味なくないですか?
ラインを引いて、白黒ハッキリしたからといって別に違反はできますから。
極論、罰せられるかどうかって話なだけで、違反できないわけじゃない。
「労働者を守るためのサブロク協定?何それうまいの?」
くらいのノリで働かされまくってる人がたくさんいて、裁判とかになるのはごく一部なのが現実なんじゃないですか?
社会保障制度ができたから保障しないために業務委託契約や非正規雇用が増えたんじゃないですか?
結果的にフリーランスが増えて、「フリーランスかっこよくね?ウェ〜イ」とかいうことになってるんじゃないですか?
フリーランスが1122万人もいて更に増えるとか言われてますが、みんな労働基準法では守られてないですからね、もう。
独占禁止法で守られるとか言うけどいつの話かわからないですからね。
守られるようになっても、現実は今のようにめちゃくちゃ使われることありますからね。
そうやって国のガイドラインと働く人との間には流れや溝みたいなものがうまれるわけです。
「会社がもっとゆるくならないかな」
「給料増えないかな」
「休み増えないかな」
って言うけど、絶対に増えないですよ。
1円も、1秒も増えないですよ。
「副業やりたいな」
って言うけど、国は副業くれないですよ。
親も、友達も誰も仕事くれないですよ。
結局人は宛にしてられない
なんかこう、ライオンとかがめっちゃいる弱肉強食のサバンナで「動きたくないんだけど誰か飯くれません?」って言うのは変だと思うのに、この社会で生きてて「とりあえず誰か休みか金くれ」ってのは変じゃないのか?と。
とりあえず獲物だけでも探しに行ったらいいのではないか…
と頭では思うけど、中々重い腰が上がらない。
それが不思議です。餓死してもいいと言うのか…
不満がない会社で働かせてもらってるなら社長や同僚やお客さんに全力で感謝して楽しく働けばいいだけの話で、その環境がなくて不満があるなら自ら動くしかない。
たったそれだけの話なんだと思うんですよ…。
ピラミッド社会だとなかなかうまく意見できなかったりすることもあるのかも知れないけど、たしかに気の毒だけど、働き方改革担当の部署の社員さんは辞めようと思わなかったのだろうか。
不思議です。
働き方改革という内容で美容師関係の団体さんや会社さんなどから講演依頼されたりすることがあり、その時は具体的にアレコレ例を上げたり副業の作り方とか経験談とか詳しく喋りまくりますが、結局のところ1つだけ。
2秒で言えちゃうレベルなんですよ、伝えられることなんか。
「あなたが自分でなんとかしないと無理です!」
ああ、これでもう講演の依頼来ないな。
さて…仕事に戻ろう。