心の友よ

ジャイアンがなんかそんなこと言ってたっけ。

心の友。

いい言葉だと思うのよ。

友達ってなんでいるんだろう。

友達ってなんでいてくれるんだろう。

昨日は数年ぶりに会った人がたくさんいた。

バンコクで会った友達、シンガポールで会った友達、高円寺で会った友達。

みんな数年ぶり。

だけどなんかその日の続きを普通に始められた。

涙が出るよ。

つらいことがありました。

人を信じられなくなりました。

自分が嫌になりました。

そんなことがあって病んでたよって言ってみても「わかるよ」「私もこうだったよ」「俺もこんな経験したよ」そう言ってくれたことで救われたよ。

ちょっとしたことなのだと思う。

ちょっとしたことで足を踏み外して、本当は悩まなくていいようなことを悩んで、勝手に辛くなっていただけ。

そんな日々から抜け出すために友達がいるわけではないことはわかってる。

だけどとにかく、今この瞬間に必要な言葉をぶつけてくれる。

そんな人が友達なのだと思うのです。

一つ一つのことに意味があるはずだって思って生きてきたはずなのに、どこか少しそれが間違っていたように思ってしまった最近の自分がいて、そんな自分が嫌になって。

だけど昔からの友達は僕との歴史を大切にしてくれて、その続きを笑いながら始めてくれる。

時間じゃないんだと思った。

数年ぶりということも気にならないくらい、とにかくすんなりと軽やかに。

またその続きを。

意味がわからないくらい濃いハイボールに脳みそがやられて、気がついたら朝だった。

あまり記憶がないのだけど、心が軽くなったということだけはよく覚えている。

また次に会うのがいつかはわからないけど、その時まで、そしてその後も心の友なのだと思うのです。

そして思いたいのです。

あらかじめなにかを話していたわけではないけど、みんな同じ反応だった。

「お前ならやれるよ」

みんなからそういうメッセージをもらった。

あなたにとっての僕はやれる男なのだろう。

それをプレッシャーに感じるわけではないし、正直嬉しい。

そんな期待を受け止め、それを過信し、それに突き動かされまた今日も生きていきます。

会えて良かったよ。

ありがとう。

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